おうし座木星期♉瞑想で五感を高めよう🌿(ヴパッサナ瞑想)
皆さん こんにちは みさこです
前回の記事で、牡牛座の特徴の一つに
「五感で味わう」というのをお伝えしました
この五感を高めるには「瞑想」が
良いのでは?と思ったのでご紹介します
瞑想は大きく分けると2つ「止行」「観行」
これらが派生して様々な瞑想法になります
★「止行」サマタ瞑想
一つの対象だけにひたすら集中し
深い集中で対象と合一し思考を「止める」瞑想法
★「観行」ヴィパッサナー瞑想
対象を定めずに観たもの、聞いたもの
感じたことを否定・肯定せずに
「ありのまま観察」する
対象を広げていき瞬間瞬間に
浮かんだ事象を観察する
※vipassana=
vi 「ありのままに 明確に 客観的に」
passana=「観察する 観る心の目で観る」
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今回はヴィパッサナー瞑想をご紹介します
これは、2500年前お釈迦様が行っていた
自己観察による自己変革の最も古い瞑想法です
「ありのままの様子をただ客観的に観る」
「今という瞬間に気づく」という事から
「気づきの瞑想」とも言われます
~~~行う前に~~~
★瞑想に集中しやすくするために
軽く身体を伸ばしたり揺らしたりして
緊張をとりリラックスするのがおすすめです
★呼吸法で身体と心を整えるのもGOOD!
片鼻呼吸、カパラバディ、丹田呼吸法など
※呼吸法やアーサナは瞑想前の準備段階です
~~~ヴィパッサナーのやり方~~~
いつでも、どこでも瞑想の時間に♪
<座る>
座って行う場合は、落ち着ける空間に
心地よい姿勢で座ります(椅子でも床でもOK)
背筋はエネルギーの流れを妨げないため
軽く伸ばします
楽な姿勢で座ったら
尾てい骨から大地のエネルギーを
吸い入れるように背骨の中心を通り
頭頂まで上げ、吐く息で背骨を通り
尾てい骨から地球の核に向かうように
吐いていきます(グラウンディング)
または、丹田呼吸するのもよいです
※丹田:おへその指3本くらい下に
意識を向けて呼吸します
呼吸を何回か繰り返し、徐々に
心身の緊張を緩めていきます
リラックスできたら始めましょう
※目を閉じて行えば視覚の情報が入らず
視覚から生じる雑念をシャットアウトできます
もし、目を閉じるのが怖ければ半眼程度にします
<呼吸を感じる>
「息を吸っている」と感じ息を吸い
「息を吐いている」と感じ息を吐きます
鼻先から空気が入っていく様子や
呼吸するたびお腹や胸が膨らんだり
へこんだりする様子
身体の中で温められた空気が
鼻先から出ていく様子
呼吸を深めようなどコントロールはせず
自然な呼吸を続けます
今この時、どんな呼吸をしているのかを
ただ観察します
そして徐々に観察する範囲を広げていきます
・鼻先を通る吸う息は冷たい
・身体のどこを通りどこまで広がるのか
身体の中を通る風の流れを観ます
・身体の中で温められた空気が
鼻先から出ていく様子
・吐く息は身体のどこを通り
身体の外のどこまで広がっていくのか
・何か頭に雑念が浮かんで来たら
「雑念が浮かんできた」
「○○のことを考えている」
「○○が浮かんできた」
・足がしびれてきたら
「足がしびれている」
飽きてきたら「飽きてきたな」
と認め呼吸に戻ります
これを「ラベリング」といいますが
これにも固執しなくていいです
様々な物が浮かんで来たら
それを言葉にしてその思考の先には行かずに
呼吸に戻ります。この繰り返しです
<呼吸と呼吸の間>
吸う息と吐く息の一瞬の「間」を感じます
この一瞬の間は「空」の状態です
観察しながら心地よく感じる呼吸の
リズムを続けます
<音・感覚・空気の流れ・香りを感じる>
周りで聞こえてくる音
遠くで聞こえる音、近くで聞こえる音
自分の中から聞こえる音
大きい音、小さい音などを観察します
ここでも「好き、嫌い、何故?」など
心の動きも観察し感情は入れず
ただ「音が聞こえる」に留めます
<感覚>
私は座っている→座っている状態に気づく
手がお腹にある、足が床に触れている
お尻と床が触れているなど
風(空気)が肌(顔や身体)に触れている感覚
衣類が肌に触れてる感覚
衣類と肌の間の風(空気)を感じるなど
<香り>
どこからか漂う香り
遠くの匂い、近くの匂い、自分の匂い…
これも「匂いがする」と観察し
ジャッジせず
思考の先にも行かず呼吸に戻ります
~~~~~~~~~~~~
このように、浮かんできた
全てのものに「あることを認め」
ジャッジを入れず「観るだけ」
そして呼吸や感覚に戻ります
これらが基本となるので、
色んな生活シーンに当てはめていきます
これを進めていくと、どんどん色々なものが
なくなり、ただ在るだけになってきます
<歩く瞑想>
普段、考え事やスマホをみながら
歩いていませんか?
その時、心と身体は一致せず
心はその時抱えている問題や不安について
様々な方向へむかい、今に在りません
<足に意識を向ける>
歩く時、右足、左足と
足の動きを観察します
「右脚が上がる下がる」
「左脚が上がる下りる」
「右脚が地面から離れた、地面に着いた」
など、地面を離れたり着いたりしたときの
足裏の感覚感覚などを観察します
歩いている時に考え事が浮かんだら
それに捕らわれず身体の感覚に意識を戻します
このほか「手が上がる、下がる」
「立つ、座る」など色んな動作を観察します
動作で身体が変わると心も変わるので
この変化にも解釈を入れずに感じます
~~~~~~~~~~~~~~~~~
徐々に五感の感覚に意識を向けてみます
心地よい呼吸をしながら
視界に飛び込む景色、草木の清々しさや
香り、光の加減、空気の重さ、質感
鳥の鳴き声
遠くで聞こえる音
近くで聞こえる音
自分から聞こえる音
頬にそよぐ風や
髪と風が触れる
身体に触れる風など
自分と周囲との繋がりを感じます
そして全てを手放し瞑想を深めます
<様々な生活シーンで五感を使い味わう>
・ご飯を食べる時
・お掃除をするとき
・洗い物をするとき
その時の感覚を味わい観察します
⇩参考になります
⇩合宿できる場所です
このような練習をしていくと
自分を客観視できるようになってくるので
感情を律する力が高まり
思考や感情が研ぎ澄まされていきます
その瞬間を楽しむためにも
通勤時の電車の中でも、歩きながらでも
毎日に取り入れてみては?いかがでしょうか
瞑想をする人が増えると
その地域の犯罪が減ると言われます
多くの方が瞑想して心穏やかになり
平和な世界になればいいと思います
最後までお読みいただきありがとうございました
少しでも参考になれば、嬉しいです
どうぞ、健やかな毎日をお過ごしください
oh shanti🤲🌟🌍🌳
ヘッダー画像はクリエイターの
俵屋さまの作品をお借りしました
ありがとうございました
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