誰よりもお人形遊びをしたパパ
小さい頃の娘が好きだったのは、お人形遊びでした。
3歳の誕生日に買った小さなお人形が大好きで、そのお人形を使って、おままごとをはじめました。兄弟がいないので、最初は母親とやっていたのですが、いつのまにか僕と遊ぶことが増えました。
子供の頃におままごとをやったことがなかったのと、小説家を目指していた僕は、物語を作って、ふたりでお人形を動かして演じるようになりました。
小さい頃は、僕が一方的に喋り、一人芝居しているみたいでしたが、大きくなるにつれて、娘も積極的にお話に参加するよう