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今年も高校野球の季節ですね。

今週は、待ちに待った3連休。特にやることも無いんだけれども、6月は祝日がなかったから妙にウキウキしてたの。
テレビをつけてみると何やら高校野球がやっている。「そうか、今年もこの季節がやって来たかぁ」と、物思いにふけていた。全国の高校生が夏の甲子園出場をかけて泥臭く、懸命に白球を追いかける。
普段教室でおちゃらけている野球部がグラウンドに立つと10倍も20倍もかっこよく見えるんだよね。懸命なのは、何も野球部員だけでは無い。プレーする選手たちを応援する吹奏楽部のメンバー、応援に華を添えるチアダンスのメンバー。点が入ればスタンドも一体となって盛り上がって、ピンチの時にはみんなで選手に声をかける。どれをとっても青春じゃ無いか。

高校生の全力プレーには、いつも胸を打たれる。プロ野球には無い感動を与えてくれる。甲子園もいいけれど、地方予選の方がジーンと来ちゃうのは何でだろう。3年間きつい練習を耐え抜いて、選ばれた物だけが甲子園という舞台に立てる。だからこそ負けた時はとても悔しくて悔しくて涙が止まらなくなるんだよな。高校野球は負けたら終わりの一発勝負だし、3年生は、もう同じメンバーで野球ができなくなる。普段は嫌いなやつでもグラウンドに立てば息があったりするやつもいるんだよな。不思議だよな。
私は、高校野球を高校1年の冬で辞めた。後悔は、死ぬほどした。今から時間が戻せるならあの頃に戻りたい。あの頃に戻ってあいつらと甲子園を目指したい。その結果が地方大会の1回戦負けでも構わない。死ぬほど厳しい練習に耐えて、1回戦で負けたら、それこそ死ぬほど後悔するかも知れない、けどそれでもいい。やらなかった後悔っていうのはずっと付き纏う。この時期に高校野球を見ると尚更思ってしまうよ。(野球)辞めたくなかったって。
辞めてからも同級生の試合は隠れて何回か観に行った。本当に同じ教室にいるやつか?と思うぐらいかっこいいし、清々しい。
あの青春は一生味わうことのできない宝物なんだと思う。高校野球ってそういうもんなんです。

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