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【徒然うつ日記】気づいてほしい

会社とはそんなものだろうけど
早番で出勤したのに
早く上がれなかった。
さらに誰にも気づかれない
という事態。

私早番なんです
の一言が言えない。
仕事を教えてもらっていたから
尚更途中で切り上げる
なんてことができなかった。
始まる前に
どれくらいかかるものなのか
自分で予測して
声をかけておくべき
だったんだろうけれど
そんな器用なことはできない。

いい大人なんだから
誰かから声をかけられるのを
待つのではなく
自分のことは
自分でコントロールしなければ
ならないんだと思う。
そう考えたら
気にかけてほしい
と思ってしまう自分は
まだまだ子どもじみていてる。

そうなんだね
大変だね
社会人なんて
自分のことで
精一杯だ。
他人を気にかける余裕なんて
ないだろうし
そこまで他人に
興味関心など
ないのだろう。

たまには社交辞令で
体調気をつけて
と声をかけたり
休み取ってね
と話したりするけれど
それと自分の思う
気にかけてほしい気持ちは
ちょっと違うのだ。

家族の中では
あまりそれがなかったように
思う。
風邪をひいても
自己管理が悪いから。
魚の骨が喉に刺さっても
ご飯を食べないなら
さっさとご馳走様しなさい
と叱られる。

もちろん寝込んだら
うどんを作ってくれたり
看病はしてくれた。
たまに部屋を覗きにきて
大丈夫?
と声をかけてくれることも
あったりはした。
でもそれは
だいぶ大人になってからで
子どもの頃は
あまりそんな記憶はない。

愛されなかったわけでは
ないと思うけれど
家族も多少不器用だった
のかもしれない。

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