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百姓=百の仕事ができる人

世の中全体でみれば「百姓」を、
あこがれの職業と感じるのは圧倒的に少数でしょう。

今や百姓は、後継者不足や嫁不足に悩み、
山村は過疎化を止められません!


今 開拓中の旧芳井小学校



職業に貴賎はないと言いながらも、
社会的に尊敬される職業は、医者や弁護士であり、

就職戦線で人気があるのは、相変わらず一流企業・・・。
ホワイトカラー、ビジネスマン?

それが社会大勢の価値観なのでしょう。

「価値観」「価値の基準」ということが、
私にとって、重要なテーマのひとつです。

どのようにして特定の価値観が生まれ、
それが社会に定着し、人々の身体に染み付いていくのか?

どうすれば現在の社会の価値観を変えることができるのか?

私が18歳(高校卒業の頃)、
漠然とした目標もない生き方に疑問を感じ、

青年海外協力隊というものに魅力を感じ、
20歳の時、南米パラグアイへ導かれました。



マラリアやチフス・・・
サソリやジャガーに襲われながら(苦笑)

一滴の水もない場所で、
鉄の棒1本で、村人と共に井戸を掘り始め、




「コツン!」
それとともに溢れる水!

そして、ココでの生活でも全く同じこと♪




ゼロ(無)から 何かを生み出す喜びを

感じてしまったら、もうやめられません!

今もまったく変わっていません!


私にできることで、
私が心から「やりたい」と感じるもの。

それを私は、「開拓者」という生き方のなかに見出しました。

宮沢賢治がこう書いています。


宮沢賢治

おれたちはみな農民である 
ずゐぶん忙しく仕事もつらい

もっと明るく生き生きと
生活をする道を見付けたい


われらの古い師父たちの中には
さういう人も応々あった

近代科学の実証と求道者たちの実験と
われらの直観の一致に於いて論じたい

世界がぜんたい幸福にならないうちは
個人の幸福はあり得ない


自我の意識は個人から
集団社会宇宙と次第に進化する

この方向は古い聖者の踏み
また教へた道ではないか


新たな時代は世界が一の意識になり
生物となる方向にある

正しく強く生きるとは
銀河系を自らの中に意識して
これに応じて行くことである

われらは世界のまことの幸福を索ねよう
求道すでに道である

まづもろともにかがやく
宇宙の微塵となりて
無方の空にちらばらう

(宮沢賢治著『農民芸術概論』より)

あの時ほどは苦しくない!
あの時ほどはどん底じゃない!


まだまだ 人生 学ぶことだらけです。

上を向いて、前を向いて!
何度でも挑戦し続けるのです!

続きは次回

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