しゅりの開拓物語

平成3年青年海外協力隊員として南米パラグアイへ。 脱サラして平成14年高知県三原村へ移…

しゅりの開拓物語

平成3年青年海外協力隊員として南米パラグアイへ。 脱サラして平成14年高知県三原村へ移住。 消滅集落21,000㎡を開拓して放し飼い養鶏を行うも、 獣害と度重なる台風によって廃業、全てを失う。 現在、農場復活に向けてあらたに廃校にて開拓を始めております。

最近の記事

あきらめず歩みを止めず

完全に姿を現した開拓地の全貌 しかし・・・ 竹によって浸食され 資材倉庫の屋根を突き破り このまま放っておくと今年のうちにも 確実に倒壊してしまいます。 私が管理しておきながら、 そんなことは絶対に許されません! そこで! 教員住宅・診療所と資材倉庫周囲の 竹を切っていきました。 竹&笹・・・ 開拓を阻む 最大の壁・・・。 竹を1メートルの高さで切っては引っ張り倒して 短く切って地面に転がしていきます。 本来であれば4~6月に切るのがベストですが そんなこ

    • 電気いらずの扇風機

      真夏の開拓小屋 森の中に拓けた一角にあるため、とても暑いです。 そこで! スプリンクラーで散水することで地上を冷やし、 風を呼び込めるのでは?いう考えでやってみました。 そもそも風は、地表が温められる場所と 冷やされる場所によって気圧差が生じ、 その気圧差によって空気が 高気圧から低気圧に向かって移動すること。 簡単に言えば空気の移動です。 空気は目に見えませんし、形もありませんが、 温度が上と膨らみ、反対に温度が下さがると縮む という性質をもっています。 太陽

      • 水づくりにこだわる理由

        何故 私が「水づくり」にこだわるか? 少しご説明していこうと思います。 鶏は暑さに弱い動物です。 ヒトやほかの動物は「汗腺」があり、 汗をかくことで、熱を逃がすことができますが、 鶏は汗腺がないため汗をかくことができません! そのため、鶏の体内には熱がたまりやすく、 熱ストレスによりさまざまな異常をきたします。 ① 活性酸素の蓄積 鶏に急激な熱ストレスがかかると、 体内で活性酸素が蓄積して、 細胞内のあらゆる反応を阻害して 最悪それが続きますと熱死します。 ② 

        • 風見鶏

          体じゅうがギシギシ悲鳴を上げてます。 頭を氷で冷やさなきゃ 体の熱が下がらなくなりました・・・。 ということで・・・。 昨日は、完全オフ日にしました。 たまには休むことも大切! 午後になって、 首をなが~くして待っていた あるものが届きました! それは・・・「風見鶏」です。 早速開拓小屋に設置しました! 風が吹いたら、鶏さんがくるっと回って 風の吹く方向を教えてくれますよ♪ #しゅりたま   #放し飼い養鶏   #放し飼い卵   #地域振興   #三原村  

        あきらめず歩みを止めず

          その風景に感動〜!

          草木の勢いは、 凄まじいものがあります! 開拓地の旧芳井小学校 倒壊してもはや原形をとどめない校舎。 次々と草木が生い茂り、 このまま放置しておくと 人を全く寄せ付けなくなります。 暑くって暑くって ホントは涼しい時にしたいのですが 今やらなきゃ この場所が使えなくなる! ということで、整備しました! 5年前に伐った木々を この場所に積んでいたせいで こうなった訳ですから その木々を取り出して 燃やしていきながら 3メートル位に伸びた木を 伐っていきます。

          その風景に感動〜!

          今日は良く頑張ったで賞

          開拓地の裏山から昇る朝日 一日が平穏無事で過ごせることを祈りながら、 おてんとうさんに手を合わせます。 そんなおてんとうさん・・・ 日が昇ると共に、じりじりと強烈な熱さ! 朝から皮膚を焼くような暑さです! 開拓地ばかり気にしてましたら・・・ 自宅の周囲が 猛烈な笹の襲来に脅かされてました! 春先に、自宅周囲の笹林を かなり刈り込んでたのですが、 ふたたび笹の芽が出てきて 背丈を超える勢い! 梅雨時期の草・笹の勢いは 凄まじいものがあります。 こりゃいかん! 

          今日は良く頑張ったで賞

          貯水・汚泥沈殿槽の設置工事

          山の湧き水をろ過・浄化するため 開拓地裏山に設置工事を行ないました。 あらたに購入したのは500リットルタンク。 これを貯水・汚泥沈殿槽として利用します。 山のきれいな湧き水とはいえ、 大雨が降ると水が濁ってしまいます。 そこでこのタンクに水を貯めて 汚泥を沈殿させ、 上澄みのきれいな水だけを ろ過・浄化タンクへ水を送ります。 いやいや・・ 大した標高差はないものの・・・ タンクやサンゴ50キロを運び上げるのは なかなか根性のいる作業・・・。 暑い~!!! 噴き

          貯水・汚泥沈殿槽の設置工事

          サンゴ 理想の水のために!

          土佐清水市の海岸へ行ってきました。 お目当ては、打ち上げられたサンゴです。 もちろん、開拓地の山の湧き水を ろ過・浄化するために使用するためです。 風化造礁サンゴは微細気孔構造を持ち、 水中の不純物を吸着・除去するだけではなく、 カルシウムはもちろん、マグネシウムなど 40種類以上のミネラルをバランスよく含んでいます。 また、水を浄化・ミネラルを溶出し、 機能生理的なアルカリイオン水を作ることができ、 一定の力を加える事(爆気)で豊かな酸素と マイナスイオンを発生

          サンゴ 理想の水のために!

          生命の水

          隣接する大月町の 土佐備長炭生産組合さんへ行ってきました。 備長炭とは、国内でも限られた地域にしか生息しない ウバメガシを炭材にした白炭のことで、 炭の中でも高品質なものです。 大月町はそのウバメガシの宝庫で、 町の木にも指定されているくらいです。 ウバメガシの備長炭は極上品として珍重され、 日本人の豊かな生活文化を育んできました。 ウバメガシは、ほかの樹木が育つことのできない 厳しい環境下で育つのが特徴で、 大月町独特とも言える気候と風土の中、 海岸の岩の中に直接

          納札

          夕方、開拓小屋にて お遍路さんの納札が置かれていました。 納札(おさめふだ)とは、 約1200年前に弘法大師が修行した 88の霊場をたどる巡礼の間 いわば名刺代わりに使われ、 参拝したお寺や、お世話になったお宅、 お接待のお礼に渡すお札のことです。 巡礼した回数で色が変わり、 100回以上は錦の札になります。 そして、これらの納札をもらった人には、 御利益があるとされます。 ご丁寧に裏面にはお礼が書かれていました。 大変ありがたいことです! 道中お

          風鈴

          FBフレンドの方から、 風鈴を付けたら害獣除けになるし、 お遍路さんは音に惹かれて寄られるようになり、 作業中の癒しにも^_^ というアドバイスを頂きました! もっともだ!ということで、 さっそく付けてみましたよ♪ 濡れた草木のあいだを通り抜け、 夏の香りを運んで来た風が、開拓小屋の風鈴を鳴らす。 涼しげな音色に、ふと目を閉じて束の間の涼を感じる。 う~ん まさしく日本の夏の風景! う~ん すばらしい音色❤ 癒されますぅ~♪ すばらしいアドバイス あ

          人生ってなんだろう?

          今までの経験から学んだこと。 生まれて育つ環境や条件や 本人の性格や価値観などは一人一人違いますから 「人生は人それぞれ違って当然」 健康・好きな仕事・愛する人がいるなど、 お金以外でも人生を充実させられることがたくさんあるから 「人生はお金で測れるものではない」 人生を豊かにするために、 人それぞれいろんな努力をしています。 目標のために頑張っても結果が出ないことありますが、 その努力がムダになるわけではありません! 目的のために進んでいる途中のステップも、

          人生ってなんだろう?

          それにしても,まあ・・・よく降りますねえ! 雨が多いと、濡れるし、じめじめするし・・・ なんだか気持ちまで湿りがちになりますよね。 でも、雨にもいろいろな役割やメリットがあり、 雨がこないと困ってしまうこともあるんですね♪ 「雨のメリット」 ①自然が潤う 雨は大自然にとって恵みの時期です。 山や川は潤い、植物たちにとってもとても嬉しいものです。 ダムなどの水源になるといったメリットもあります。 ②ヒーリング効果 雨の音に耳を澄ますことは リラックス効果をもたらします

          得難い経験の連続の日々!

          ゼロ  何もないところから 一つ一つが生まれ変わり 形になっていく過程において 得難い感動や達成感 得難い学びや気づき そういったこと全てを経験できる 実にワクワクさせてくれるものです。 鎌持って ナタ持って・・・ 身なりなんて ど~でもいいや♪ 目はまっすぐ 未来だけを見据え 透き通った目を ギラギラさせて!! この得難い経験の連続の日々! もう一度、この機会を与えて下さった 175人の支援者のみなさんに 心から感謝しております。 本当にありがとうございま

          得難い経験の連続の日々!

          見えてきた先の景色

          昨日は雨の予定で、 一昨日の旧教員住宅のひさしの工事を 完全に終わらせてから デスクワークするつもりでした。 しかし・・・・・。 開拓小屋のテラスが水浸しでした・・・。 簡単なすだれとトタンだけでは どうやらダメだったようで・・・ 幸いにも晴れてきましたので 開拓小屋にひさしの設置を行ないました。 耐熱・耐暑トタンやハサミなどは 土佐清水市の支援者、鹿児島屋さんで購入 材木は、教員住宅のひさし工事の残りで ひさしの長さは、壁から60㎝に設定して 工事を行なっていき

          見えてきた先の景色

          晴耕雨読・・・?

          冷たい雨が降り続いてます。 こう雨が降っては、 外の開拓作業は出来ません! 開拓小屋のテラスには さまざまな木材が置かれています。 屋根があるとはいえ、 横風によって中まで降りこむこともあります。 木材が濡れてしまってはいけません! それを防ぐため 見栄えは悪いのですが仕方ありません。 100均で購入したすだれとトタンで 横風からの雨を防ぐことにしました。 これで木材は安心♪ 台風対策の予習にもなりました。 次に、支援していただいた方々のお名前を記載する 赤身

          晴耕雨読・・・?