李晏

自由と救いと祈り/無職25歳/元心理学専攻/虐待サバイバー/文字と絵と音楽を愛してる。…

李晏

自由と救いと祈り/無職25歳/元心理学専攻/虐待サバイバー/文字と絵と音楽を愛してる。/全て無料で読めます。マガジン(整理中)で色々と分類してます。日々のあれこれ→ https://sizu.me/rian

マガジン

  • 旅の写真

    思い立った時にぶらっとひとり旅に出かけることが好きです。その時の写真たち。実際に行ったような気分になってもらえたらな、と。

  • 睡眠日記

    いつ寝たのかと起きた時の感覚の記録。たまに思ったことも書き留めて。一旦言葉にしないと自身の症状を認識するのが苦手な人が続ける睡眠その他諸々日記。自身の症状を認識しないまま動き始めるととんでもなく無茶な動き方をしてこれ以上どこを壊すんだって状態の身体を更にボロボロにし始めるのが私なので、その改善のためでもある日記。もう頑張れない私が頑張る必要のない生きる時間をわたしに贈るために。 「寝たい時に寝て、起きたい時に起きる」そんな生活を手に入れるのが先か、「お行儀よく生活リズムを創る」ことが出来るようになるのが先か、どちらか出来るようになるまで

  • 自由詩

    創った詩

  • 都々逸

    創った都々逸を更新していきます。

  • Utopia-理想郷-

    夢。とあるお話の断片。

最近の記事

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久しぶりの感情旅行

あ、題名はカッコよく書きました。 ただのフラッシュバックです、はい、もうそれは盛大にトリガーを引きやがりました。 気をつけてるんです、あー、これはトリガーになるかもって素材はそもそも避けてるんです。 だってあれしんどいんですもん。ちっしゅの山出来ますし、環境にもよろしくありません。呼吸は苦しいわ鼻水ダラダラだわ、耳鳴りも起こるわ、、、せっかく摂った塩分も涙でドバーと流れやがるので大変悔しい思いをしながらも諦めました。グッバイ塩分。。 。。。 とにかく、びっくりでした。そ

    • +20

      2年前の縮景園

      • 睡眠日記2024.3③

        続ける 2024.3.21 1:30〜11:00 腰痛。鼻詰まり。眠い。肩こり。相変わらず続く歯茎の腫れ。頭の重さ。 2024.3.22 4:30〜11:00 食いしばり。鼻詰まり。頭ちょみっと思い。腰痛。肩こり。起きられるまでの時間が少しずつ短くなってきた。 14:00〜17:00 汗がびっしゃこ。夢を見た。不思議な夢だった。親は出てこなかった。下腹部の違和感。 2024.3.23 なし。眠れなかった。 2024.3.24 1:00〜12:00 よく寝た。

        • 睡眠日記2024.3②

          ちょっとずつ良くなってきてるな 2024.3.11 8:30〜17:30 頭重い、鼻詰まり、肩こり腰痛、体の痛み。相変わらず歯茎の腫れ痛みはもうほぼない。多分寝過ぎもあるんだろうけど、ちょっと今は痛みより眠れるという感覚を大切にしようと決めてみてたり。そう言えるくらい痛みは耐えられるものだから。 20:30〜0:00 うどんを食べたからかしら。最近ご飯を食べると眠くなる。食欲ない時は炭水化物を意識して避けてみた方が良いかしらね。 2024.3.12 0:00〜2:0

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        久しぶりの感情旅行

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        • 新卒半年間の記憶(2023.04〜2023.09)
          6本

        記事

          静かな夜。眠い夜。苦しい夜。伸びをする夜。甘い夜。

          静かな夜。眠い夜。苦しい夜。伸びをする夜。甘い夜。

          うま

          深い森の中に一頭の馬。 湖は深く、湖面は深い緑色。 馬は今日もゆっくり水を飲みにくる。 悲しみの中で聴こえる慟哭は、救えなかったものを救えるように出来ることを探してる。 魂を売ったけれど、一欠片だけは残していて。全ては奪われなかったと少しだけ安堵する。 伸ばした手は伸ばしたまま。 金に光る瞳の奥で、光の届かない夜が続く森の中、嘶きの声が響き渡る。 確かにまだ忘れてはいないのだ。 そして仙となることをまた仙も望んでいない。 水浴びをして身綺麗にしてみる。 それでも何

          occurrens-待ち合わせ-

          静かな底を漂い、なんだか持ち上げられなかった。きっとわたしには重すぎただけだと、軽く浮上するまで待っていた。やっぱり待つのは苦手だ。待つのが上手くなりたい。苦しいのは嫌だ。良かったんだよ。良かったんだこれで。そう思えるように。祈るように変えていく。でも、重たい後悔が奥底へ出かける。次出逢えるのはいつだろうかと諦めたように見送る。 気球と噴水を待ち合わせ場所に、癒しのかけらをそっと置く。癒やしがまだ分からないから、わたしには、欠片は必要ない。必要なわたしに届くようにと置いてみ

          occurrens-待ち合わせ-

          寝ても醒めても 桜は散りゆく 定めはどうして 残酷か 色即是空の 世の果ての先で 猫の命は 九つで 運び屋の蝶 濡羽の翼 悲しみの音を 響かせて 薄くて広い 破片を伴う 果てのその先 桃源郷 破滅の季節に 浸るのもよし 歩き出すのも また別れ 杖を掴んで ゆっくり進む 紳士の髭が 弾む音 次は夏へと 向かう足取り なんの季節と 名付けよう

          とり

          大丈夫だよ あなたが信じてくれなくても 君もわたしの国民だから まずは君に 安心と平和と豊かさを届けよう この国は美しく平和で豊かな国になる 君はわたしが、それを叶えられないって 心のどこかで思ってる そんな君を心から癒し、信じさせてあげるよ 僕の宰相 安心してね そしてゆっくり休んでね 大丈夫だよ 君は僕に嫌われてもいいなんて そう思ってることは知っている どんな不幸なことがあっても どんな禍いが起こっても 僕を護りきれたら、それでいいと思ってる 『そんなことは

          追憶

          生まれてきて世界で初めに出会った人間が理不尽すぎて、それを超える理不尽にあったことはないし、それを超える理不尽に再開するのも堪ったもんじゃないんだけど、 度合いは違えど世界は理不尽であふれてて、では、世界を変えましょうと人差し指を立てわたしの王に提案をし、負傷しながらも移動できるところはわたしの美点かと思うわけです。 流浪を続けているわけですが、 いつか腰を落ち着けたいですねと、 隣をてちてちと歩いてくれる王に 視線を送ります。 美しい世界にいきましょう。 もう2度と

          祈らず友として

          心地よい空間を探す。 依存に騙されて酔えるくらいに、 祈るような行為はもう出来なくて。 選択肢をいくつも転がす。 幾つも幾つも創り出しては掌から転がす。 どれかひとつが残ればいいと。 どれかひとつが進めばいいと。 そしてどれかひとつが辿りつけばよいと。 ゆっくりと優しく手放してやる。 そしてあとは終わるまで進める。 たったそれだけ。 そう、それだけで。 どんな道が消えて、どんな道が進むのか、 それを静かに眺める。 草の香りがたつ草原。 噛み砕いて

          祈らず友として

          mundus-世界-

          ひとつの世界が終わる。 またひとつ世界を知る。 それでもわたしの世界はちいさくて。 はやくはやくと広げたいと、 急くこころを宥め賺し、あやす。 また明日から、世界をひとつ進める。 盤上の駒を動かすように。 どこまでもいけるのだと、じゆうな心。 全てを流し去る、激しい川の音、 そんな形容をしたくなる雨の音。 きっと祝福にあふれる光が照らされる。 座り込んで落ち着く。 火を起こし、恵みをいただく。 食事が終わった後は、 炎はそのままに星の囁きを聞く。

          mundus-世界-

          月と石の草原

          月の光が煌々と照るなかで、草原で眠る。穏やかな星たちの歌に風が草を撫でていくのを感じながら、言語をコミュニケーションとする生物のいない世界の夢を見る。空には翼の獣と綿雲の獣が飛んでいる。地べたには炎を履く蛇が歩き回り、わたしは石の積み木であそぶ。この世界で暫くいい。いや、ずっとこれがいい、と、静かに思う。穏やかで、静かで、平和で、安心で、暖かく、安全で、幸せで、優しい。たまに雲の上で招待状を描いてみたりする。届けばいいなと祈りながら。 草原からは草のよい香りが立ち上り、遠く

          月と石の草原

          歩み方

          一夜かけて物語をひとつ呑み込む。まだ続く道は遠くて、内側はざわざわと騒いでいる。窮屈な膜から抜け出したように暴れそうになる王さまを一旦押し込めて謝罪を贈る。ひとつの世界を返却し、ふたつの世界をまた手に帰る散歩道はとても月が綺麗で、猫に幾匹も出逢う。伸び縮みを繰り返す造形はしなやかで、ただただ美しいと思うのだけれど、あの毛並みに触れにいくにはあまりにも違いすぎて近づけない。ほてりほてりと歩いては、進み、都度誤っていないかと道標を空に探す。道標など無いことは分かりきっているのにね

          quinque sensus-五感-

          細い月 痛みの中で 白いアイス最中を齧る 酔うための酒とは別れたよ 結局酔えない 酔いたくなるほど現実を生きたけど それはただの言い訳に成り下がる もう煙草の受動喫煙にも 顔を顰めるようになって 私はあの銘柄が好きだったのだと思い出す 身体が壊れても愛してやると そんな愛し方が今は出来ない 蛙と鷺が叫ぶ夜は いつしか私の中で当たり前になった 纏わりつく生温い空気の波は 肌で捉えたらよいのだと思う 目に見えるものはきっと見過ぎでしまうから そし

          quinque sensus-五感-

          とある外套

          王さまと私は相変わらず歩いている。外套がとても重そうで歩みを阻んでいるようだったので、わたしが持ちますよ、と、預かって差し上げた。私も外套を着ているのだが、そんな私を見上げて、なんだか落ち込んだような顔をされるのだ。気持ちはなんとなくわかる。分かるし、外套を着られたままでもわたしは一向に構わなかった。外套に押しつぶされて、わたしの王さまが歩みを止められたとしても、わたしも横に座って王さまが立ち上がるのを待つだけだから。立ち上がる時、手を伸ばされるのであれば、今度こそ優しくそっ

          とある外套