見出し画像

日本のへそからぶらりたび 海士散歩(あまさんぽ) 北分地区編

海士町各地区散策記事も今回で14地区中6記事目。もうすぐ海士散歩も折り返しです。
5月下旬と6月下旬に北分地区へ訪れた。
今記事では北分地区散策について感じたことや散策スポットを紹介していきたいと思う。

海士町・北分きたぶ地区とは

海士町の民謡「キンニャモニャ踊り」を今の形にしたのは北部地区の女性だといわれており、芸能に長けた方が多い地区。


海士町・北分きたぶ地区の散策スポット

教海寺

教海寺 本堂
海士町指定文化財にも登録されているそう
津能山教海寺

真言宗のお寺で、本尊は大日如来。
教海寺流仏12ていが海士町指定文化財に指定されている。

【年中行事】
お大師さん・・・弘法大師(空海)の命日である旧暦3月21日に行う。
津ノ(能)山盆・・・8月18日、うら盆と異なる独自のものが毎年行われているそう。

海士町歴史文化基本構想を参照。

西国三十三所に行けない方のために
観音像を模した像を建てたのだろうか。

境内から少し離れた森林を気軽に一周できる感じだった。

教海寺周辺のお地蔵さん群

四国八十八ヶ所みたいに88番まであるのだろうか。お地蔵さんが個性的で散策してワクワクが止まらない。

教海寺への道にお地蔵さんがびっしりと並んでいるところがおもしろい!!

北分大橋

宇受賀方面へ
北分の集落
右に行くと教海寺方面へ


北部地区公民館

北分公民館

北乃惣神社

北乃惣神社の入り口
境内への道
もう少しで拝殿
北乃惣神社の拝殿
北乃惣神社の本殿

御祭神:大穴牟遅命、須佐能男命、菊理媛命

【由緒】
海士町史では「北乃総神社」と記載されている。

【年中行事】
元旦祭:歳旦祭と呼ばれており、北野惣神社で参拝後、境内で直会が行われる。

春祭り:2月役員のみで行われる。

例祭:7月13日、14日。 1日目を出遷宮でせんぐう、2日目を入遷宮入りせんぐうと呼ぶ。4年に1度の大祭りで道中神楽に先祓い、後祓いがあり、神輿が出る。

他地区の道中神楽は隠岐島前神楽の影響を受け白い獅子と天狗の絡みがある舞だが、北分地区では天狗と獅子が同時に個々の舞を行うという昔から受け継がれた形式だ。

北分地区の花風景


海士町でよく見ることができるネムノキ
北分大橋前の紫陽花

海士町・北分きたぶ地区を散策してみて

北分大橋を港から観れるスポット

北分地区を散策をして感じたのは、教海寺付近のお地蔵さんロードを散策した時にまるで自分が巡礼をしているかのような気持ちになった。

四国遍路、秩父巡礼、坂東三十三観音にも生きているうちに自分の足で歩いて先人のたどった道に思いを馳せる旅をしたいとふと思う。

今年は北分で大祭開催されるということなので、実際に訪れてみたいと思う。民謡ゆかりの地区・北分、海士町にいるうちに民謡なども堪能していきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?