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流産死産をした人へ

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記事一覧

初期流産の後日譚 -不育症に関する話あり-

忙しかったためになかなか書けなかった。前回の記事のその後の話である。

背景前回の記事で、何かあれば加筆等するかも、と書いた。1つの記事に書けるほどの話があったので書くことにした。
あくまで一例と捉えてほしい。

自然排出翌日からの症状腰痛・腹痛

腰痛がひどかった。4、5日続いたと思う。ひどすぎてたまにハイハイで移動していた。
腹痛もあった。自然排出開始日よりも痛みが強く、後陣痛に似ていたと思う

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流産死産後の仕事関係者への対処について

背景いきなり知人の暗い話。
娘の産後しばらくしてだったと思うが、知人が流産したことを聞いた。初期流産だったらしい。さらに、悪い言い方をすると、その後の職場での対処をしくじってしまったそうだ。詳細は書かないが、上司に恵まれず、さらに本人も悪い方向に進んでしまったようだ。

最近この知人を思い出して、仕事復帰後のための対処は実は重要だったのではないかと気付いた。
個人の考え方や職種・職場にもよると思う

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小ネタ集①

1つの記事にするほどではない話をいくつか。
ナンバリングしているが、②以降を書くことになるかはわからない。

暗い話が多い。

急に流産死産経験を問われる話日常生活で流産死産経験について問われることはそれほど多くないと思う。しかし、再び妊娠した場合はそこそこの機会がある。多くの場合は流産死産経験というよりも妊娠出産経験を問われているのだが、無事に産まれたかも同時に問われることが多い。自分が思い出せ

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2回の妊娠の合間の体調の話

背景息子死産後については、いろいろ遊んだことの方が記憶に残っていたので、それらについては書いたが、当時の身体の調子を書くことは少し前まで思いつかなかった。
つい最近ようやく妊娠前の身体に戻ってきた感覚があった。そこで息子死産後はどうだったか思い出してみた。特別悪いことはなかったが、色々あった。
これから先にまた妊娠することができるのか、それはいつになるのか、妊娠前の状態に戻ることができるのか、と自

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自分と少し似ていると思った本の紹介

Amazonのブラックフライデー中に、kindleで買いたい本があった。どうせ期限切れ直前のポイントで購入するし、まとめて買うとたくさんポイントをくれるからという理由でさらにkindle本をたくさん購入した。
その中の1つを紹介したい。

購入のきっかけ私は流産や死産に関して比較的ドライな考え方をしていると思う。
息子を思い出して辛いときに何か良い読み物はないかと流産や死産をテーマにした書籍を見て

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過剰に反応してしまう芸能人の妊娠出産ニュース

芸能人の妊娠出産ニュースを見るとどうしても複雑な気持ちになってしまう。

芸能人だからといって妊娠出産したことなんて無理に公表せずに体調不良ということにして急に休んでもいいのに、と思ってしまう(体調不良ということにしておいても、真のファンは勝手に心配するものの、後に子供の都合ということがわかれば普通に安心すると思う。)。その後、もし辛い結果になったら本人がもっと辛くなるだろうに、と兄弟と息子の流産

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2回の妊娠の合間の話②

①の続き。
引き続き趣味的な話である。わからない単語はスルーしてほしい。

●旅行

①の長い旅行の他にも産休中や連休を利用して1〜2泊の旅行に数回行った。
夫と行ったもの、友人と行ったもの、夫と行って夫の友人に案内してもらったもの、と様々だ。産休や連休を使って色々行くことができた。

夫が行きたくないところでもいくつか夫にとって良い条件を提示したら一緒に行ってくれた。普段であれば絶対に行ってくれ

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水子供養について


背景流産や死産について調べていると水子供養についてもいろいろと出てくる。中には辛い気持ちにつけいるような胡散臭いものもあるそうなので注意してほしい。
私は息子に対して特におおがかりなことをしていない。私自身がどこの宗派というのも無いし、弟|妹のお骨は母方祖父母宅のお仏壇にしまってあった例もあるので、寺に納骨せず、息子のお骨は今も私の手元にある。産まれてくることができず、穢れも何もないはずなので問

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息子死産後の娘妊娠出産

死産(後期流産を含む)後に次の妊娠を考えている人へ

娘出産時のことも書くので、そんなことを知りたくない人は無理に読まないで。

背景死産後、あの妊娠期間はなんだったのか、と思っていた。つわりが重く毎日吐き、点滴に通い、仕事を休むことになり、生きている状態で産むこともできず、さらに産後休暇もとり、なんの生産性もなかったのではないか、と。また、多少ポジティブに考えようとしても、妊娠前の私はハードワー

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2回の妊娠の合間の話①

暗い話ばかり書くのは自分自身も辛かったので、気分転換に趣味的なことを書きたい。そうは言っても、1回目の妊娠で息子を死産してから次の妊娠をするまでの人生で1番精神的にダメージを負っていた時期の話である。
全てを一気に書ききれないのでナンバリングし、また気が向いたときに②を書くかもしれない。

ネイルについては死産時の描写があるので苦手な人は読まないで。

●長い旅行、飲酒死産後、私は産後休暇で急に時

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弟もしくは妹の死産について

背景上の子がお母さんが妊娠をしていることを知った後に流産死産になったとき、私がお母さんの立場になったらどうすればいいかわからない。子供によって感じ方や弟妹への気持ちは違うので。
ただ、辛いのに加えてどうすればいいかわからない親子が世の中にそこそこいるのは間違いないと思う。せめて似ている例を周りに探して参考しようにも名乗り出る人はそうそういないはずだ。流産死産した話をお母さんの立場から聞くことはたま

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死産の分娩前の確認事項

死産(後期流産を含む)でこれから分娩の人へ
特に出産予定までまだ余裕があったのに急に分娩することになった人へ

やることは生きている子の分娩と同じはずなのに準備する気なんて起きないと思う。自分なんてどうなってもいいと思っているかもしれない。分娩のイメトレをしていないかもしれないし、今から調べようにも、出産関係の情報はどう調べてもキラキラした雰囲気を見せてくるし、そう推測しているからわざわざ調べたく

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息子の死産原因について

とても嫌な内容だけれど、自己紹介の延長のようなもので、とりあえず書かねばと思うので書いていく。
徹底的に調べておらず断言することはできないので、標記についてわかっている範囲で推測を書く。

初期流産でないので母体が原因だろうと思っていた。やはり産後の検査で息子の遺伝子に問題はなかった。臍の緒も問題なかった。
自分自身は不育症検査をしなかったものの、高血圧、歯周病、感染症等の妊娠に問題あるようなこと

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