見出し画像

【読書日記】世界をたべよう!旅ごはん/杉浦さやか


飲み過ぎ禁物チェコビール/イタリアの朝食は花いっぱいの屋上庭園で/中国の車掌さんが持っているやかんの中身/大分で真剣勝負のバイキング/ライブ感にワクワクする静岡おでん/大阪のねぎ焼きは魔性の食べ物……

料理がおいしいと、旅行はうれしい。
おいしくなくても、なぜか楽しい。

たくさんのおいしいやびっくり、しあわせな旅ごはんを味わってきました。
おもに軽食やB級、とかたよってはいるけど、旅の記憶とともに描きとめた味、
みなさんにも一緒に楽しんでもらえますように!
杉浦さやか

出版社より

本屋さんで目に付いた「旅ごはん」というタイトルが、旅もごはんも大好きな私にささった。
表紙のイラストもかわいくて、ぱらぱらとめくってみると、文庫本なのに全ページにカラーのイラストが載っていている!
カラフルでほっこりするイラストが私好みで迷わず購入。

内容は旅先でのごはんを紹介したエッセイで、ヨーロッパのおしゃれなカフェからアジアのローカルな屋台まで、イラストや写真付きで紹介されていて、日本の章もあった。

各国のエアラインの機内食のコラムもあって、エアラインの個性にふふふと癒される。

著者の杉浦さやかさんはビールがお好きなようで、ヨーロッパでもアジアでも各地のビールが出てくる。
私はビールが苦手で、海外旅行中もお酒を飲むことがないけれど、旅先でこういう楽しみがあるのは素敵だなと思う。

これまで自分が行ったことがある国の風景を思い出したり、行ったことのない国へ思いを馳せたり・・・。
目にも楽しくて癒される旅ごはんのエッセイでした。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集