【トモ100：一人目】初デートしました。

初恋みたいに、初めて会った友恋は実らないのですね。
ごきげんよう、とんちゃまです
テネシー２年目駐在妻でございます

本シリーズ記念すべき一人目はBumble BFFで出会ったレイアちゃん（仮名）。20代後半の白人系アメリカ人です。
初めましての方にシリーズについてのプロローグ記事、貼っておきますね↓↓↓

彼女との出会いは葉が色付き涼しくなってきた９月（在米９ヶ月目）でまだアプリを始めて間もないころ。プロフィールに「マーベル、DC映画、アニメやスターウォーズ好き。いつもだいたい携帯で漫画読んでます。アジア系ご飯のお誘いならいつでもＯＫ」とあり、これはマッチする確率高めだと踏み右スワイプ。マッチ後、私から連絡しました。

スパイファミリーと異世界スライムとメジャー処を出すレイアちゃん優しい。私は異世界おじさんにはまってた。

質問多めで返信に時間はかかるが会話が途切れることなくいい感じにメッセージで盛り上がる。マチアプ始めたてホヤホヤだったため勝手が分からず、他の人への返信にもてんやわんや。返信忘れてやり取りが途切れた人もしばしば。彼女も私が連絡を忘れてしまった一人。日本と同じで追撃ついげきメッセージを送る人はよっぽどいません。（私も追撃ついげきはしない派）

その中で一人だけ「よければ会わないか？」と追撃ついげきしてくれたのが彼女。

誘ってくれた人はその前にもいたのですが、「初めまして！来週茶でもしばかない？」みたいな展開早めのチャラ女じょとかで会うことに身構えていた。

怖い人がきて撃ち殺されるんじゃないかとか、ほぼサクラで待ち合わせ場所に来ないんじゃないかとか、マチアプとアメリカが信じられなかった。偏見が過ぎる。
まあ杞憂きゆうでしたけど。

会話も盛り上がったしスターウォーズ好きに悪い人はいないという判断でようやくお誘いにYesと答えました。

週末本屋行くんだけど一緒にどう？というなんとも自然なお誘い

初デートは車で15分の本屋 Barnes & Noble （以下BN）に決まり。
日本で本屋と言えば紀伊国屋！みたく（知らんけど）名前の挙がる全国展開の書店です。そこのBN店内にはスタバもありコーヒーも楽しめます。

免許も車もないダラ駐妻、Uberで現地入り。日本人として模範的な15分前行動で彼女の到着を待つ。待ち合わせ時間5分前を目処に「着きました」メール送信。アジア人なんかおらんし分かるだろうとは思ったが「〇〇着けてます」の情報を添えて。向こうはアメリカ人として模範的な15分遅れで到着。Hi! How are you doing?の応戦からデートスタート。

いつもどんな本を買うの？って話から案内されました漫画コーナー。初BNだったのですが５～６棚くらいが漫画専門コーナー！！！
テネシー片田舎でさえこんな広いスペースに翻訳された漫画が大量なことに衝撃。感動。

この漫画はこんな話でね、私これが好きでね、今これ読んでる！と熱く語るレイアちゃん。話すのが速い。頭をフル回転させて必死に聴き取ろうとするも、ぶっちゃけ聴き取れなくて分かった振りして笑顔で頷うなずくことしかできない。ロックコンサートさながらのヘドバンで乗り切る。

漫画談義を一通り聞き終え、コーヒーを飲みに併設のスタバへ。テーブルでお互いの家族とか生い立ちとかプライベートなことを交えて話し、少しして飲みかけのコーヒーを本屋でうろうろしながら飲む。ブロードウェイのミュージカルソングに関する本を見つけるレイアちゃん。ページを捲めくり、いきなり歌い出す。
頗すこぶるうまい。
アラフォー日本人に思わず他人の振りをさせてしまうほど、発声が良い。

そんなこんなで初デートは３時間ほどで終了。
帰ってドっと疲れが。

帰宅後「こんなもんなのかな」という微妙な感情が渦巻うずまく。
よゐこなんですが、次遊びたいかと訊かれると、う～ん。
話のテンポが合わない。
彼女の読んでる漫画一個も知らない。
でもこれは私が英語得意じゃないのが原因なのか。
初めての体験で不安になりました。

文化も言語も違う国の人と本当の意味で「友だち」になるのは無理なのかもしれないと出鼻を挫くじかれた初デートでした。

※2023年6月16日　画像２枚を一部変更・更新しました。