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イライラの原因はわたし達の過去にある。

無性にイライラする場面って、ありません?

他の人であれば気にならなさそうな事が妙に
引っかかったり、
なぜかイライラしてしまったり…

振り返ってみると、結構そのシチュエーションに
共通点があると思う。

今日のテーマは、
「無性にイライラする時の原因は
自分の過去にあるのでは説」です!

イライラする瞬間

わたしの例で言うと、

  • 自分の間違いを指摘される

  • 上からものを言われる

ことがとーーーっても苦手!(笑)
もう本当にね…申し訳なくなるくらい苦手。

具体的に言うと、

自分のミスや、やり方について
「それ違うよ」とか、
「このやり方は良くないと思う」など言われると、
もう本当にカチンとくる。

わかる、わかるよ。やばい人だよね。

一応相手の言い方にもよるんだけどね?
ただ、やっぱりシチュエーション的にはイラッと
することが多いの。

まあ仕事でのミスの指摘とかであれば
全然受け入れるんだけど、

なんと言うかな〜
自分のやり方とかやっていること・やってきたことに
少しでもケチをつけられたように感じると
途端に防衛反応が発動して、シャッターが降りるの。

これの被害者はまじで夫。
まあ、男女のコミュニケーションの違いもあるんだろうが、夫が良かれと思って言ってくれることが
本当に自分の中に入ってこない。

なんなら、夫には「あなたの言い方が悪い!」と
最近まではずっとぷんぷんしていた。
「あなたのその言い方を直してよ!」と。

夫はしっかり直してくれて、最初の頃に比べると
本当にわたしの気持ちに配慮して意見を伝えたり
話してくれるようになった。

それほど気をつけてもなお、やっぱりわたしの
受け止め方は変わらなくてイライラしてしまって
いたんだよね。

そこで、「あれ?これってわたしに問題あるんじゃ?」と思うようになった。

そのタイミングで、愛着障害やパーソナリティに
関する本をよく読んでいて、その中に書かれていた
ことに「これが原因か!」てことがあったので
それをシェアするね!

イライラの本当の原因

結論から言うと、無性にイライラする根本にあるのは
「幼少期に我慢していたり、満たされなかった
自分の抑圧した感情」
らしい。

少し言葉が難しいんだけど…

詳しく説明すると、

例えばこどもの頃に、親から
怒ったり騒いだりするとひどく叱られて、
次第に親の顔色を窺って過ごすようになった人が
いるとする。

その人は、「自由な感情を表現する」ことを
抑圧された人。

小さい頃の自分は環境に適応するために、
本当の自分を殺して、周囲に沿った形(自分の
感情より周囲が喜ぶ事を優先して行動する)に
アレンジしたんだよね。

すると、それでうまく適応しちゃう。

しばらくはそれでいいんだけど、いざ大人になって
自分の子どもができた時とかに、
子どもが騒いだりかんしゃくを起こすと
どうしてもイライラして、怒鳴り散らしてしまう。
…ということが起こるらしい。

それは、
「自分は子どもの頃、あんなに我慢していたのに!」
という自分が"抑圧していた部分"を子どもに
投影してしまうからなんだって。

だから、本来であれば全然イライラしたり
怒ったりする部分でないはずなのに、
自分が我慢して押さえ込んでいた感情が
子どもを通して見えてきて、どうにも我慢できなくなる
ということがある。

わたしの場合で考えると、
わたしの母は、ルールや規律(母独自の)に厳しく、
できていないことや合格点に達しないと
不機嫌になる人だった。

よく不機嫌になるので、わたしはどうにか母が
笑っているように顔色を窺ったり、
ご機嫌取りのために話をよく聞くことが常だった。

そんなこんなで、わたしは幼少期から
ありのままで存在するのではなく、
母の意に沿うように工夫しながら生きていた気がする。

わたしが抑圧されたのは、
「ありのままの自分として存在すること」だと思う。

そこから、
「〇〇ができる自分はOKだけど、できない自分は
NG」という思い込みができたんじゃないかな。

だから、誰かからミスを指摘されたりすると
「〇〇ができてない・間違っている🟰NGな自分」
という変換になり、自分自身を思いっきり
否定されてる気分になるのよね!

ここで大事なことはね…

相手は、
そんなこと(あなたの存在は間違っているとか)
言ってないのよ!

ただ、自分の中で抑圧した気持ちだったり、
思い込みが過剰反応してそう受け取ってしまうんだよね。

そう考えると、そりゃ夫がいくら言い方を工夫
したとしても、まっすぐ受け取れないから
怒ったりイライラしてしまうんだよね。

イライラにどう対処していくか

まず、自分が無性にイライラしたり怒ってしまう
場面を思い出す。

そこに共通点がないか考え、イライラの原因は
相手や周囲にあるのではなく、自分の過去に
関連していないか考えてみる。

思い込みや、自分が我慢していたであろうことが
見えてきたら、

「そうだよね、子どもの頃の自分は嫌だったよね」
と思いっきり受け止めてあげる。

その上で、「でも今は大丈夫だよ。そんなこと
誰もあなたに強制していないし、やらなくていい。
取り繕わなくてそのまんまでOK!」と肯定してあげる。

これの練習が、いいのかな。
まずは、相手や周囲ではなく自分の過去に原因が
あるのかも、と思えるだけで少し冷静になれると思う。

その経験を積み重ねていくうちに、イラッとしたら
「いやいやこれはわたしの思い込みかも。
相手はそんなつもりじゃないんじゃないか」と
思えるかもしれないよね。

でもこれは、イラっとしたり怒ることがダメってこと
じゃないよ!
どんな感情も感じていいし、何を思ってもいい。

あなたに原因があるんじゃないよ。
原因があるとすればあなたの過去。

そして、過去とかあなたが我慢してたことは
あなたのせいじゃないんだから、全然あなたが
悪いわけじゃない。

すぐ怒ってしまう自分が悪い。とかではなく、
「なぜそうなるのか?」に焦点を当てると、
原因が見えてきて、対処法が見つかるかもよ、と
言うお話。

最後に

無性にイライラする、心がザワザワする、という
出来事の裏には、自分の幼少期に関連している
ものがあるんじゃないかな。

その過去を呪うのではなくて、

その中でも頑張ってきた自分を認めてあげること。
我慢してきた自分に、「もう大丈夫」って
言ってあげること。
そのままの自分に丸ごとOKをあげること。

それが心穏やかに生きていくために必要なのかも
しれないね。

わたしも、まだまだ練習中。
反射的にイラッとしたり怒ることも今後もあるだろう。
夫よ、すまん。

それでも、わたしは大丈夫。
少しずつ少しずつきっと変わっていけるし、
作られた思い込みは新しいもので上書きしていける。

できない自分も可愛くていいね。
できてもできなくても、自分という存在の価値は
何も変わらないよ!

って、自信を持って言える日が来るまで
のんびり生きていこう。

できない時があっても、いいじゃん?
人生長いんだし♪

自分に甘く、生きていきましょうね、みなさん!

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