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「障害のある方が身近な存在にいることが当たり前になる社会を目指して」障害者雇用における定着支援業務【パーソルダイバースのお仕事#10】コンサルティング(障害のある方の職場定着支援)

「パーソルダイバースのお仕事」では、自分らしくはたらく社員のインタビューを通じて、パーソルダイバースの仕事を紹介します。

今回は、コンサルティング事業部定着サポートグループで活躍されているA.Nさんに、これまでのキャリアやパーソルダイバースへ入社を決めた理由についてお話を伺いました。仕事のやりがいや大変さ、今後のキャリアビジョンなどをお話していただきましたので、ぜひご覧ください。

#09はこちら >>「自分がこの世の中の流れを作ったと言えるような仕事がしたい」障害者雇用に取り組む法人向けのソリューション営業【パーソルダイバースのお仕事#09】コンサルティング

【パーソルダイバースの障害者雇用コンサルティング】
パーソルグループの特例子会社として培ったノウハウを活かし、障害者雇用のさまざまなフェーズにおいて法人企業の課題解決をサポートします。
具体的な支援内容は、雇用計画の戦略立案や部門の立ち上げ、環境・組織づくり、採用代行、定着支援など多岐にわたります。

法人向け事業 障害者雇用ソリューション|パーソルダイバース採用サイト (persol-diverse.co.jp)
コンサルティング事業部で活躍されているA.Nさん

<プロフィール>
A.Nさん
【所属】コンサルティング事業部 定着サポートグループ グループリーダー
【入社】2015 年 7 月
【仕事】障害者雇用における定着支援


これまでのキャリアについて

-これまでのキャリア

これまでのキャリアについて、教えていただけますか?
短大で秘書科を専攻し、社会人としての幅広い教養や秘書になるための専門的な知識を身につけました。卒業後は大手コンサル企業へ就職をして、総務、秘書、情報システム、人事・採用など幅広い業務に従事しました。
人事・採用として障害者雇用にも携わる中で非常にやりがいを感じ、障害者雇用に関わる仕事がしたいと考え、フロンティアチャレンジ(現:パーソルダイバース)へ転職をしました。現在は、コンサルティング事業部の定着サポートグループに所属し、職場定着支援を行っています。

-パーソルダイバースではたらく理由

パーソルダイバースではたらく理由を教えてください
私が当社ではたらく理由は、障害のある方々の自己成長を支援し、彼らが安心してはたらける環境を提供することに寄与できるからです。その使命感とやりがいを持って、日々の業務に取り組んでいます。 また、チームメンバーは様々なバックグラウンドを持っているため、得意な分野は任せつつ、互いに刺激し合いながらはたらける環境があることも理由の一つです。

幼い頃から、障害のある方が身近にいる環境で育ち、前職でも多くの方がはたらいていたので、周りに障害のある方がいることは当たり前という感覚でいました。しかし、当社での仕事を通して、世の中ではまだまだ当たり前になっていないという現実を知りました。いつか障害のある方が身近な存在にいることが当たり前になる社会を目指して、これからも頑張っていきたいと思っています。

仕事について

-ミッション

今のお仕事のミッションを教えてください
障害者雇用における職場定着をサポートし、充実感を持ってはたらいて自己成長ができるよう支援することです。企業ごとのニーズに対応し、障害者雇用の初期段階に抱える不安に寄り添いながら、ご本人と受け入れ先企業の両面からサポートをしています。当社は特例子会社のため、これまで多くの障害者雇用を経験しています。その経験で培ったノウハウを提供し、自信を持って支援しています。

-仕事の魅力・やりがい

■仕事の魅力・やりがいを教えてください
障害のある方々が入社当初の不安を抱えつつも、私たちの支援を受けて成長し、笑顔で充実したはたらき方ができるようになる姿を見ること
です。入社当時、多くの方は「この会社でやっていけるだろうか」という不安や疑問を抱えています。しかし、月に1、2回の面談を通じて彼らの悩みや不安を共有し、解決策を見つけ出すお手伝いをすることで、半年後には笑顔でいきいきとはたらけるようになっています。
 
特に嬉しい瞬間は、小さな悩みや不安を抱え込んでしまっていた方が、面談を通じてそれらの悩みを打ち明け、解決へと向かう一歩を踏み出す瞬間です。我々がいることでコミュニケーションが円滑に進むよう、業務面の困りごとや不安はより丁寧に拾い上げ、サポートをしています。
 
また、企業のご担当者も障害のことについてどこまで聞いて良いのか迷うことがあります。私は個々のケースに応じて、どの程度まで質問して良いのかをアドバイスをしたり、上司との面談を通じてコミュニケーションの橋渡しをする役割も担っています。障害のある方々との信頼関係を築きながら、彼らが安心してはたらける環境を整えることが私の仕事の魅力であり、やりがいとなっています。 

-どんな人と一緒にはたらきたいか

■どんな人と一緒にはたらきたいですか?
企業と障害のある方、双方の視点を持って客観的な分析が得意な人
が理想的です。福祉に偏らず、両者の立場からのアドバイスを提供できる人は向いていると思います。また、色んなことに興味を持ち、心理学や福祉だけでなく、人事や法務、医療面など広範な知識を持っている方が望ましいです。
加えて、困難な状況にある人々と向き合う仕事において、感情の切り替えができることが重要です。悩みが深刻な場合でも、冷静に対応でき、同時に共感や理解も示せる人が求められます。親身になり過ぎてしまわず、適切な距離感を持ちつつ、適切なサポートを提供できることが大切です。

-この仕事の大変なこと・課題感

この仕事の大変なこと・課題感を教えてください
我々のサービスは、障害のある方々が安定してはたらける環境を提供することですが、定着支援を提供していても早期離職される方は一定数いらっしゃいます。離職の理由は本当に様々で、体調不良による離職や会社内の出来事が原因で離職に繫がるケースなど、状況を事前に予測して対処策を提供できない場合もあります。我々の介在価値を最大限に発揮し、安定した就労に繋げる努力をしているものの、全てのケースに対して完璧な解決策を見つけることは難しく、この仕事の大変なところだと感じます。

今後のキャリアについて

-キャリアステップ

■この仕事はどのようなキャリアステップがありますか?
当グループのキャリアステップで考えられることとしては、大きく二つあります。 一つは、定着支援(雇用支援面談)という分野に特化して専門性を高めていくことです。もう一つは、コンサルティング事業部で行っている他の業務(採用支援や特例子会社設立、コンサルティング、研修など)に携わり、業務の幅を広げることです。当社は本人の希望に沿って人事異動にチャレンジできる制度があるので、身に付けたいスキルや経験など、自身の目標に向かって様々な選択肢があると思っています。

-A.Nさんのキャリアビジョン

■ご自身の今後のキャリアビジョンを教えてください
これからも障害者雇用に関わる分野ではたらき続けたい
と思っています。
数年前、公認心理師の資格を取得しましたので、その資格を活かして障害のある方々がはたらく環境をより良くすることに貢献していきたいです
具体的には、障害のある方々がはたらく際の心理的なサポートを提供するだけでなく、企業のご担当者との連携を強化し、障害のある方々がはたらく環境がより理解され、当たり前に受け入れられる社会を構築することを目指しています。また、障害のある方々がキャリアを築き、自己実現を果たすための支援やコンサルティングにも力を入れ、彼らの成長と幸福感を促進するお手伝いも続けていきたいです。
また、障害者雇用に関する教育や啓発活動を通じて、社会の認識を変え、偏見や差別のない、包括的な社会の実現に向けて貢献していきたいと考えています。自身の心理学の知識と経験を活かし、障害のある方々と企業、社会との架け橋になり、より多くの人々が尊重される社会を目指していきたいと思っています。


A.Nさん、ありがとうございます!

障害のある方が身近な存在になり、当たり前にはたらいていける社会を目指して日々の仕事に向き合う姿勢は、確実により良い未来の実現へ向かっていると感じました!
この記事で定着支援のお仕事について少しでもイメージが明確になれば幸いです。

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