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「ただほど高いものはない」は本当か?

無料という文字や半額セール!なんて文字を見るとついつい気になってしまいます。
無料で無くても使いたい放題、食べ放題、飲み放題など、一種のサブスクリプションサービスにも心が引かれてしまします。

今日考えたい事は、ただは本当にお得なのか?

先週感じたことについて。
久しぶりにゆったりした落ち着いた空間でドリンク飲み放題の喫茶店に行きました。そこはカフェラテやコーヒーから紅茶、ジュースまで豊富な種類が完備されていました。
無料だとついつい飲んでしまうのですが、二時間の間に抹茶カフェラテ2杯にホットりんご2杯を飲みました。甘味が強くて沢山砂糖入っていて添加物も入っているんだろうなという味です。
砂糖たっぷりのため脳に糖分が注入されるので集中は出来ました。

その後、日本酒をきき酒しに。
その最中で気がついたのですが、甘味や苦味の感度が非常に下がっていました。酸味や旨味はそれなりにわかりました。
いつもより日本酒を楽しめなかったのは言うまでもありませんでした。

そしてその日感じた事は、
甘い飲み物の代償は、味覚障害になる。自分の健康さがわからなくなる
です。

そして、これをもっと拡張して幅広く考えた結果、
利用したい明確な理由が無い場合、
安いものやタダのものには手を出すな
 でした。

安いけどいろいろな混ぜ物が入っているので健康を害する
食べ放題で元を取ろうと沢山食べようとすると、食べる幸福感は減る
無料だと思って利用していると、いつの間にか中毒になり時間なり何か制約されることになる
興味は無いが無料だから記事を読むけど、時間が取られてしまう
フリーミアムのサービスなどで無料故にサービスの質が悪かったりする
無料のチラシを見て買いに行き、買う予定がなかったものを買ってしまう。または何か買いたい物が無いか時間を費やして探してしまう。
クーポンがありお得だがら、その店に行ってみる。実はもっと良い店があるかもしれないが機会損失をしている。
つまり、時間、お金、労力、感動、健康、機会損失等の弊害が含まれていることが多々あります。

実は失っているものはがあるのだが、タダは人に刺激を与えるので損失に気が付かなくなる。
自分は何が好きで何をしたかったのかを忘れさせる。
自分が何者かを忘れさせる。

それでもタダの方がお得という考え方があっても良いと思いますが、
本来価値のある物が一時的に価値が下がっているようなアンダーバリューの状態の時に利用する。価値が上がりすぎたら手放す。(株や競取りに限らず)
そんなバランス感覚が良いのかもしれません。

日々の選択をいちいち考えるのは大変ですが、自分の好きなものや必要な物事に囲まれる日々は素晴らしいものです。たまには自分がそれを選択する理由について考えてみるもの良いかもしれません。

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