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ファイトクラブだッ!

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逆噴射小説大賞に投げたやつの格納庫 年は関係なし
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#逆噴射プラクティス

されどお前には継がせない

されどお前には継がせない

少しくらいは俺の話をしてくれてもいいのに、三人ともバカだから鞄の中身しか気にしてない。
困った。鞄のカネ、ここの路地裏のドブから湧いて出たんじゃないんだよ。俺が銀行襲ってバッチリ揃えた十七億だ。ダッフルバッグに詰めるまで、結構大変だったのに。

「絶対私のモンだから! ビタ1円切るもんか!」
女は銃を向けている。俺ではない男へ向かって。

「るせえ! 俺は約束したんだよ。中まで通して対価に貰うと」

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『ロングソードの返済者』

『ロングソードの返済者』

「私、魔具にもならねえよね」「黙れ」
「あとどれだけ話せる?」「俺を泣かせるのはやめろ」
もうギュミとは喋れない。今や俺だけがお尋ね者だ。
この街だけじゃなく、トゥードラ大陸全体で。首、回る訳ねえ。

少し遡る。
取り立て人の俺たちは、政界のドン、かつての勇者の大豪邸を訪れた。

「借りたもんは返してもらうぞ」
プールサイドで侍女に囲まれ、肥えたそいつが怪神殺しの伝説の男。
「明日の地租で払うよ、

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ロニー&ペイジの憂鬱な荒野の走馬燈

ロニー&ペイジの憂鬱な荒野の走馬燈

「とっとと殺れ!」
鈍い鉄が弾けて車体を揺らした。
これで多分三両目はもうだめだ。
目がもう一つあれば正確な判断ができるだろうが、追われてる時は二つで終いだ。今日の仕事分は捨てるしかない。
俺は燃料をくべた。青い炎が頬を照らす。目に悪いっちゅうの。
「ペイジお前死にたいのか!早くアイツらを爆破しろ!」
「なかなか狙いが定まらなくて!」
六駅目。
真っ暗だった線路にようやく明かりがやって来る。
俺は

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南蛮由来重地獄音楽芝居 源兄弟遣魔合戦(パイロット版)

南蛮由来重地獄音楽芝居 源兄弟遣魔合戦(パイロット版)

その時義経は、自刃に追い込まれていた。
戦を続けるは弁慶ただ一人、他の諸々は物言わぬ。
燃ゆる寺の門前にて、血反吐を吐き捨て彼は立つ。文字通り矢面に立つ。数百本の矢の雨が彼を飲み込もうとしても、彼は立っていた。
「しかし、修羅に心を売ったか。藤原泰衡!」
弁慶は叫んだ。この時初めて弁慶は恐怖した。無理もない。
弓を射るのは骸骨の群れ、迫る歩兵は赤い鬼。ついで髑髏で出来た紫色の炎を噴き出す重戦車に乗

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緑の補色は全部赤

緑の補色は全部赤

赤毛の彼女は太い肉をがつがつと二口かじって、背後の砂浜へと捨てた。
「いい島だ」
肉はぼおんぼおん、とバウンドして元あった場所に落ちる。
「ぐぐ……」
足元を見た。血濡れの迷彩を着た男が彼女の脚を掴んでいた。胸元には禍々しいヤギのピンズも刺してある。
「……やっぱ嫌な島。そうじゃない? 何? 悪の組織? どうでも良いけどさ」
彼女は足を払って散弾銃を一丁抜き、腕ごと肩を吹き飛ばす。
呻き声は無くな

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