5haの土地を購入した女性猟師!生口島でみんなとつくる新しいテーマパーク
どうも、BPL代表の川本です。今回は広島県尾道市生口島で活動をされている、猟師の長光さんのご紹介をします。長光さんとは、広島県主催 未来塾がキッカケで出逢いました。今回の記事では、そんな長光さんとの出逢いと、夢を描いていきます!
イノシシの個体差で、肉の味が違うことを熱弁!
はじめて出逢ったのは、2年ぐらい前。知り合いの方にイノシシ肉を試食してもらうタイミングでした。その時に、30kgと80kgのイノシシ肉の味の違いを説明していただき、それにあう調理したものを食べさせていただきました。それが、無茶苦茶うまくて、ビックリしたことを覚えています。
考えてみれば、イノシシは野生の生き物、個体差があるのは当然です。ただ、僕らが食べている牛などは、エサも一緒で運動している時間も似ているから、大きな個体差はなく、味が安定している傾向があります。こういった状況だからこそ、ジビエ肉は商売として成立させるには課題があるのです。
イノシシは、農作物を荒らすことから社会問題になっており、それを解決するために、猟師をされています。ただ、それを全て駆除するのではなく、余ったものをいただく仕組みをつくりたいとおっしゃっていました。それを、イノシシを食べることを通じて伝えたいと。イノシシと人間が共生できる社会の実現のために、がんばっていることに感銘を受けました!
5haの土地を購入し、”ごちそうの森”プロジェクトをスタート
そんな出会いをキッカケに、未来塾を受講してくれて、長光さんのプランを深く機会が増えていきます。そうすると、最近、5haの土地を購入し、そこに「ごちそうの森」という場所づくりに挑戦されていることを聞き、先日、現地に行ってきたのです。
集会所に車を止めて、一緒に山を登っていきながら拠点を向かいます。道中、”なぜ山が荒廃しているのか?””なぜ土砂崩れが起きているのか?”など、教えてもらいながら、環境について学びを深めていきました。そして、登りきるとそこには、畑があったり、牛舎小屋があったり、ヤギがいたり、ニワトリがいたり。広大の敷地が目の前に広がりました。
まだ、食肉加工施設等を作る計画があったり、営業許可等をとる前の状態ではあり、色々と準備段階ではありましたが、彼女が作ろうとする「共生の社会」の実現に覚悟を感じました。
長光しょうこ さんの”しょうこ飯”がマジうまい!!
そんな「ごちそうの森」の全容を見たあと、彼女が仕留めたイノシシ肉を振舞っていただきました。生口島でとれた食材をふんだんに使った料理で、提供していただきながら1つ1つに込められた物語を聞かせていただきました。これは○○さんが育てた野菜で、これを▫︎▫︎で調理をして・・・とそんな感じ。これを聞いたら、生口島のファンになります。非常に多くの仲間がこの場所を訪れ、みんなでテーマパークがうまれている理由がよくわかりました。
美味しいものを食べて感動させてもらえるし、イノシシをはじめ自然の生き物の価値などもフィールドづくりを通じて、教えてもらえる。学校では教えてくれない「地域の価値」をここで学べることを確信する時間になりました^^。
これから、ごちそうの森は大注目です!!彼女の活動を追いかけていきたいと思っています!ひとまず、みんなでまた行く計画たてよっと!!
■ 参考情報
広島県のお仕事を通じて、僕が取材等をさせていただいた地域事例を、これから少しずつまとめていこうと思っています♪よかったら、チェックしてね!!
ー Infomation ー
そごう広島店にて中山間地域の事業者を応援する企画を実施します!2月15日から27日開催(主催:BPL / 後援:広島県)
○ さとやまマルシェ
▫︎著書
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