「こんなはずじゃなかった」一日のはじまりに。
こんなはずじゃなかった。
どう考えても、こんなはずじゃなかった。
「ひっくりかえる」
なんてレベルはとっくのとうに超えている。
4時前に寝つけたらまだマシという狂った生活が続いていて、(昨日の夜の続きの)今日も眠れずにいた。3時頃からカラスの鳴き声が聞こえて、夜なのか朝なのかよくわからなくなった。習性が謎のまんま。一昨日のアドレナリン大爆発の反動と、低気圧と生理前のせいで、昨日のほとんどを睡眠に費やしたことも影響している。久しぶりにゾンビに追いかけられて戦う夢を見た。生き残ったタイミングで目が覚めたのは初めてだった。
昨日のことはもういい。寝れなかった理由を突き詰めてもしかたがない。なぜなら昨日だけが特別だったわけじゃないから。「また寝てた〜」と彼氏にLINEを送っては、「大丈夫!朝とか夜とか関係ないから!寝てる時が夜!」と迷言(名言?)を言われる。
あれよあれよと4時を回り、"薄暗い"と"薄明るい"をかき混ぜたような明るさになった。朝になっちゃった。ひとりぼっちの灰色の世界に、急にキラキラが降ってきた。
BUMP OF CHICKEN、松村北斗出演ドラマ「西園寺さんは家事をしない」主題歌提供
4時にリリースしてくれた音楽ナタリーさん、ありがとうございます。みんな寝静まっててTwitterにも誰もいない中、ひとりでテンション上がってわちゃわちゃしてました。新曲は「strawberry」🍓秋にアルバム発売&ドームツアーを控える中で、なんの前触れもなく新曲発表と、まさかのドラマ主題歌で、こんな嬉しいことはない。
プロデューサーの方のコメントに、首もげるほど頷いた。めちゃくちゃ共感した。BUMPにオファーしてくださってありがとうございます(誰目線だよ)。
イチゴの花言葉には「幸福な家庭」と「尊重と愛情」が含まれていて、ドラマのテーマにぴったりだよね。あと、イチゴは4月13日の誕生花らしくて、藤くんの誕生日と1日違いなのは偶然か…?と思ったり。藤くんの大好物イチゴサンドが音楽になる世界線どんな?そういう意味じゃないと思うけど(笑)、とにもかくにも来週のドラマ放送が楽しみになりました。
8時にはBUMP公式とチャマからも情報発信されて、起き始めた人がぽつぽつとタイムラインに集まってきて、賑やかだった。雨降りの月曜日の朝に、とんでもなくハッピーなニュースを届けてくれたよね。ほんとうにありがとう。
勘のいい方はお気づきでしょうか?
寝れないまま(このnoteを書いてるいまも)今日が始まってしまいました。こんなはずじゃなかった。ずっとスマホを見てるだけじゃなくて、ストレッチしたり、睡眠BGM流したり、薄明るくぼやけた光で本を読んだり、あれこれ試したけど、やっぱり無理かも。
一旦寝るのは諦める!!!
眠くなったら寝る!!!
寝てる時間が夜!!!
諦めたからには、脱ごろごろ。ちゃんと起き上がった。眠たくないけど、目の調子が悪くてしょぼしょぼ。難しい本を読む気にもなれないし、パソコンに向かう集中力もない。そうだ、外に出よう。昨日夕飯を食べなかったせいで、お腹は空いている。お散歩して、駅前のドトールでモーニングセットをテイクアウトしよう。決めたら動くのは早い。
とりあえず適当な服に着替えて、すっぴんのまま薄サングラス兼伊達メガネをかけて、肌なじみのいい色のリップだけ塗って、外に出た。デニムの後ろポッケに、鍵とスマホだけ突っ込むスタイル。ついでにゴミも出したので、個人的には満点です。
直前まで雨が降っていたせいで、ドアを開けた瞬間から蒸し風呂状態。深呼吸は諦めた。そもそも鼻呼吸がしんどくて、駅に向かうちょっとの上り坂で息が切れる。無意識に口が半開きになる。せっかく外に出たし〜と思って、いままで通ったことのない道というか、階段を上り下りしてみた。酸素が薄くなる感じ、苦しい。なんで突拍子もないことしたんだろう。素直にドトールに向かえばよかった。
朝7時から開いているドトール、9時過ぎには半分以上の席が埋まっていて、みんな朝活してるんだな〜なんてぼんやり思った。モーニングセットを頼んで、クロックムッシュとアイスロイヤルミルクティーをテイクアウトした。(書いてるいまは食べ終わったんだけど)トーストの上に乗ったハムとチーズとソースがめちゃくちゃおいしくて、想像以上だった。また買いに行く。
ドトールの紙袋を右手に、さて家に帰ろうと思って、ふと気づくわけです。ああ、月曜日の朝だなって。7月のはじまり、2024年下半期のはじまり。
ドトールの店員さんはもうとっくに今日のお仕事が始まっていて、駅に向かう人々もみんなみんなお仕事や学校に向かってるんだ。急に虚しくなった。無職生活1年以上やってた過去があるのに、それでも「月曜日の朝」の光景を目の当たりにすると、社会の波に乗れない自分が浮き彫りになる気がして、遠くの空の隙間に青を見つけて呆然と立ち尽くしていたら、いつの間にか信号が青に変わっていた。
BUMPの「Flare」という曲に出てくる「信号」を含む日常の描写が繊細でとても好きなので紹介させてください。過去にもちょくちょく書いてる気がする。
ライブで力強く真っ直ぐに届けてくれる藤くんの「大丈夫」の言葉に、どれだけ背中を押してもらったことか。冒頭が「もう一度起き上がるには やっぱり どうしたって少しは無理しなきゃいけないな」から始まる時点で、もう涙腺ダバダバ大洪水だよ。痛みをわかってる人の言葉じゃん。解像度が高すぎて、寄り添いの次元を超えている。
家までの帰り道が、ものすごくスローモーションに見えた。群像劇の映画みたいな感じ。すれ違う人全員が主人公で、一人ひとりにピントを合わせてカメラを回してるイメージ。寝不足で意識が朦朧としてるわけじゃないから、安心して。
ほかにも、大学生っぽい人もたくさんすれ違った。駅に向かって走る人もたくさんいて、私もいつもそうだったな〜って思った。
人間観察しただけじゃんって感じなんだけど。朝の時間帯は、行き交う人々が纏う空気感が特殊だと思う。特に住んでるエリアの最寄駅だと、家での自分と、会社や学校での自分の境界線があやふやというか、まだ切り替わる前というか。みんなそれぞれに与えられた役割の「何者か」になろうとしてるのかな。
この時間帯に「家に帰る」なんて、朝まで飲んだ帰りくらいじゃない?しかも始発で帰るわけじゃなくて、なんだかんだ7時ごろまでカラオケにいたり、もしくは寝過ごして何往復かしてやっと最寄駅に着いたとき。
蒸し暑い空気も一緒に持って帰ってきちゃったから、慌ててクーラー強めたよ。モーニングセットは無事に完食した。書いているうちにまた雨が降ってきた。ギリギリのタイミングで外に出れてよかった〜!
「こんなはずじゃなかった」一日のはじまりに、外に出て日常風景を見渡しただけなのに、感情が昂ってしまったこつぽんでした。勢いよく書いてたら4,000文字が近づいてきてびっくりしてる。
昨日で終わってしまった2024年上半期の振り返りでもしようかな(あわよくばnoteも今日中に書きたいな)なんて思っていたら、とんでもないことになった!これはこれでめちゃくちゃリアルなのでよし!午前中にnote書いてそのまま投稿するのも激レア!
これからも、「THE・ひとりごと」と、テーマ性のあるものと、エッセイ(昨日更新したから読んでね)と、自由気ままに書いていくので、何卒よろしくお願いします🥹またね👋
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