ソウルの女王「アレサ・フランクリン」の映画が思い出させてくれたこと
ひとはいろいろな面をもっている。
こんなにあたりまえのことを、どうしてすぐに忘れてしまうのか。頭では分かっているつもりなのに、「ひとは多面体」ということに腹落ちしていないから、心の凪はなかなか訪れない。
ひとの一面だけを見て、それがそのひとのすべてだと思いがちなんだよね、わたしは。まったく。いい大人なのに情けない限りである。
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先日「ひとは多面体」ということを思い出させてくれる映画を観た。
ゴスペルがライフワークであるわたしにとって、幼いころからゴスペルを歌ってい