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ご自愛、大事。ヒジョーに大事。

正直、弱っている。
気が重く、青息吐息といったところだ。

オットには「鋼メンタル」、弟には「ゴキブリメンタル」と呼ばれ、自分でもそう自負しているわたしが、かなりへこんでいる。めずらしい事態。

この数週間、好ましくないことがたて続けに起こった。そのうちのいくつかは現在進行形で、すぐには解決しそうにない。

どれも、我が家の「今年のワーストニューストップ3」に入るレベル。「横綱」「大関」級だ。2022年になってまだ1ヶ月しか経っていないというのに、すでに大物が出そろった感。

さて、これからどうしたものかと、途方に暮れている。

弱音を吐かないわたしが、ポツリと弱気発言をした。するとオットは驚き、いつもより200%増で優しくしてくれた。

よかった、イイこともちゃんとある。

若いころ、この「弱音を吐かない」性格は、つきあった男たちが去っていく大きな原因の1つだった。当時つきあった男たちは、女という弱い生き物を守りたかったんだろう。わたしは昔から「ゴキブリメンタル」なので、そういった男たちの期待にはまったく沿えなかった。

彼らが去るときに言ったのは「カミーノは、俺がいなくても1人で生きていけるでしょ」だった。

それを聞いて泣きつくわけでもなく、あとを追うわけでもなく「うん、そうだと思う」と答えていたわたしは、相当可愛げのない女だった。いまでもたいして変わっていないけれど。

閑話休題。

この1ヶ月にふりかかった「横綱」「大関」級の好ましくないできごとは、どれも自分1人では解決できない。たいていの問題は、1人で解決なんてできないよねと、あたりまえのことを思う。

たとえ「ゴキブリメンタル」のわたしでも、1人で考えだすと思考が内へ内へともぐり込んでしまうらしい。親しい人に話を聞いてもらったり、その問題にあう適切な人からアドバイスをもらい、少し楽になった。

ここ数週間へこんでいたので、ただでさえ低浮上のtwitterにも寄りつかず、文章サークルからも足が遠のき、不義理をしてしまったような気持ちになっている。

こういうときに仕事が忙しいのは、わたしにとっては非常にありがたい。仕事の締切を常に数本抱えていて、その締切に追われるようにPCに向かっている。いまは、それでとても助かっている。余計なことを考えるヒマがないからだ。

仕事が忙しいメリットは「お金が入る」だけではなく、目の前の仕事に「集中しなくては」と思えることだろう。空き時間があると、こうはならない。いろいろ気になり、しなくてもいい心配までしてしまう。

この数週間は文章を書く気力もなく、先週先々週の記事は、以前からためていた下書きとリライト版から投稿した。ストック記事があってよかった。

いまこうして文章を書きながら、気持ちが少しずつ整理されていくような、心がおだやかになっていくような、浄化されるような感覚がある。

書くことはセラピー」「書く瞑想」というが、本当にそのとおり。

「今週は書くぞ」と思ったのも、気持ちが上向きになってきた証拠だろう。デフォルトの「ゴキブリメンタル」に、ゆっくりではあるが戻っていけるかもしれない。

気分が落ち込んだときに、そこからどうやって復活するのか。その術や手段を自分で分かっている人は強いと思う。その手段は人それぞれで、なんでもかまわない。

だれかに話を聞いてもらう、運動する、お風呂にゆっくり入る、ひたすら眠る、好きなものを食べる、お酒を飲む。なんでもいい。推しの動画をくりかえし見る、というのもアリだ。

ご自愛、大事。ヒジョーに大事。

今回のわたしの復活手段は「ゴスペルを聴くこと」だった。

いま抱えている問題はすぐには解決しそうにないけれど、しっかりと向き合っていこうと思う。


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