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【観戦記】セレッソ大阪vsドルトムント これぞ世界、CL準優勝チームの底力

7月24日(水)、ヤンマースタジアム長居で開催されたプレシーズンマッチ セレッソ大阪vsボルシア・ドルトムントの試合を観戦してきました。

7年ぶりの来日となるドルトムント。2023-24シーズン、チャンピオンズリーグ決勝まで進んだあのドルトムントが地元大阪へ来ると思うと、居ても立っても居られずチケットを確保しました!

ちなみに私自身、普段はプレミアリーグ中心に観戦していますが、ドルトムントの試合はチャンピオンズリーグや時々ブンデスリーガの試合をAbemaで見る程度でした。また、来日メンバーにはEURO参加組は含まれていない中ではありますが、最大限この機会を楽しみたいと思い、事前にサッカーキングのドルトムント特集号を買ったり、来日メンバーのプレー動画を見たりして予習してのぞみました。そしてユニフォームも購入!笑

自分の予習用にこんなnoteもまとめていました。EUROに出ていない中心メンバーの外、期待の若手中心の来日メンバーでしたね。

某ホテルでの出待ち

ヤンマースタジアムに向かう前、大阪市内の某ホテルに選手たちが泊まっているとの情報から、まさか間近で会えるのではという興味本位で(すみません、、、、)出待ちに行ってみました。すると、なんと帯同していたヴァイデンフェラーがサインをしてくれるというサプライズが!ドルトムント初心者の私でも知っているレジェンドGK、ユニフォーム買っていて本当によかったです。

話題のワンピースのラッピングバスも見れました
ヴイデンフェラーのサイン

ヤンマースタジアム長居へ

選手たちがホテルを出発したのは17:30頃。19:15キックオフなので案外直前までホテルで過ごすものなんですね。

そんなこんなで、私もドルトムントの選手たちを追う形でヤンマースタジアム長居へ向かいました。セレッソファンの方々も多く、スタジアム周辺はすでに活気に満ちていました。観客動員数は約1万5千人だったそうで、ほどよく賑やかでありながらも快適に動き回れる感じでした。せっかくのドルトムント来日なので、もっと多くの観客を動員できたほうが興行的には良かったのかもしれませんが、見る分には快適でした。

賑わうヤンマースタジアム周辺

そして座席へ到着。今回はせっかくなので少し奮発して「プレミアムシート」という2万円のカテゴリで購入しました。昨年のPSGのチケット価格帯よりも全体的に抑えめの印象でした。

観客席からの景色はこんな感じでした。メインスタンド側の「VIPシート」の後ろの席で、記者席を流用しているのか机付きでした。机に飲み物やスマホ、ハンディファンなど色々荷物がおけるのでかなり便利でした。スポーツ観戦で机があるなんてなかなかないですもんね。

机つきのシート

スタメン発表〜試合開始

ドルトムント側のスタメンは、以下のとおりでした。今回の来日メンバーの中でも一番のスターと言っても過言ではないユリアン・ブラント、ブンデス最速記録のカリム・アデイェミ、イングランド期待の若手 バイノー=ギッテンス、195cmのDF ニクラス・ズーレなどなど、ほぼベストメンバーといえる布陣でした。

試合の展開

試合の序盤は、セレッソ側もシーズン中なだけにコンディションの差もあるのか、また、ライン間をコンパクトに陣形を組んでドルトムントのビルドアップに対応していたので、セレッソがボールを保持しながら均衡した状況が続きました。。しかし、ドルトムントが徐々にコンディションを上げながら、個の質で圧倒、3点を連取していきます。

個人的な印象

生で見てこそな各選手の印象は以下のとおりでした。

  • ユリアン・ブラントのクオリティはまさに別格でした。受ける、剥がす、運ぶのプレーや先を見据えたパスはもちろん、オフザボールの動き、パスを受ける前の予備動作や、受けたあとの相手選手からの距離の取り方など、生で見てこそな細かい所作も一流でこれが世界レベルかと感動しました。

  • ジェイミー・バイノー=ギッテンスの2点目の強烈なシュートは思わず声がでました。それだけではなく、ボールを持ったときの推進力・突破力は見事で、彼がボールを持てばなにかが起こりそうというワクワク感を感じさせる選手でした。

  • カリム・アデイェミの速さは異次元でした。さすがブンデスリーガの最高速度記録保持者。3点目は、ドルトムントが自陣内からつないでいき、裏を狙ったスルーパスはセレッソ側が回収したかに思えたら、アデイェミは一気にギアを上げボールを回収し、GKとの1対1を制した彼の得点でした。要所要所で速さを見せてくれていましたが、とんでもない武器だと改めて実感しました。

  • ドルトムントのCB ズーレは195cm 体重約100kgの超大型DF。遠目で見てもその大きさは圧巻でした笑

  • 個人的には、SBトム・ローテ、ユリアン・リエルソンが印象的でした。トム・ローテは昨季レンタル先のホルシュタイン・キールで成長を遂げた期待の若手、ユリアン・リエルソンは存在感を増す26歳ですが、特に生で見ると、攻撃参加時のポジショニングとして、パスを受けるための位置取り、サイドチェンジのためのポジショニングなど、中継ではカメラで映らないであろうプレーが見れてとても満足できました。

  • また、ドルトムントが3点連取したものの、セレッソ側も負けじと反撃。特に2点目の阪田澪哉のゴラッソは生で見れてしびれるほどに見事でした。試合終盤はセレッソの押せ押せムードでしたね。

そしてこの試合の目玉の一つは香川真司の登場でしょう。スタンドもとても大盛りあがりでした。ドルトムント選手たちとの交流もSNSで上がっていましたね。ファンにとっても選手にとってもほんとうに偉大なレジェンドです。

選手交代 香川真司


やはり生で見るのは面白いですね。世界の質というものを体感した90分でした。また、それに対してしっかり健闘したセレッソの戦いもとてもしびれるものがありました。

せっかく出会えたドルトムント、ぜひ今後も追いかけていきたいなと思える機会になりました。

MOMのアデイェミ

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