【見失いがち】広告は難しく考えるな【2020/06/13】
はじめまして。
プロジェクト・ボーダーレスワールドの佐々木廉です。
今日は、広告というものの本質をできるだけわかりやすく解説していこうと思います。
1.広告を難しく考えるな
広告と聞いて「テレビCMか」とか、「YouTubeの間に出てくるうっとしいやつね、」とかいろいろなイメージがあると思います。
少し詳しい人なら、戦略だのマーケティングだのクリエイティビティがどうだの難しく考えがちです。
そんな必要はなくて、もっと広告を簡略化して考えると、自分が良いと思ったものを友達にオススメする、その相手が大多数の他人になっただけです。
「これ使ったらこんな良いことあったんだよ!だから買ってみて!」
たったこれだけのことなのです。
2.他人に伝えるのは難しい
「これ使ったらこんな良いことあったんだよ!だから買ってみて!」
友達になら使っている様子やその効果を見せながら伝えられるし、良いものを良いものと信じてもらいやすい。
広告で大事なのは「信じてもらうこと」です。
親しいほど信じてもらいやすい。そして最も親しいから離れた存在が他人なのです。
つまり、広告というのは他人に信じてもらう必要があるという、とても難しいことをクリアしないといけないわけです。
知らない人から「これいいから、買ってみなよ」といわれて出てくる思考は、「怪しい」もしくは無視です。
ようするに、広告というのは相手の懐に入り込んで信じてもらえるようにする手段ということです。
しかし、今は消費者が広告自体を無条件で嫌悪する広告終焉時代でもあるというから困ります。
消費者目線だと広告は怪しく、邪魔なものでしかなくなってしまいつつあります。
しかも、広告が悪いわけじゃないから絶望ですよね。
3.だからインフルエンサーマーケティングが効く
距離の近さ、親しさが広告効果を左右するこのご時世で、他人でありながら一方的にユーザーから親近感を得る存在が現れました。
SNSで自身を発信して反応を貰うインフルエンサーです。
インフルエンサーの魅力的な発信やそれに対するあこがれは、ユーザーに対する圧倒的な影響力を生み出しました。
広告業界が血のにじむような改善を重ねても手にすることができなかった信頼を何万人単位で抱える存在が現れたのは、広告業界に射した希望の光といっても過言ではありません。
広告から他人にオススメしても効果が出ないといいましたが、インフルエンサーを介して発信することで友達からのオススメに近い親近感の湧く勧誘へと変化させることができるのです。
少し話がそれてしまいました(汗)
4.難しくしすぎると本質を見失う
話を戻します。
広告=おすすめ、買ってみなよ
という簡単な認識ができるという話をしました。
もちろん、広告効果を向上させるにはちゃんとターゲットを絞って発信すること、トレンドを作り出すような魅力ある企画を打つことは広告にとって命です。
無くては死にます。
しかし、これらに注意しすぎることで広告が本来どういったものなのかを見失ってしまいがちです。
ターゲット調査で買いそうな人を調査にのめりこみすぎるとどうやって消費者に買わせるかばかりが頭を埋めてしまうし、ただ面白いだけの企画を打つだけでは意味がないです。
オススメするのはなぜかを見失ってはいけません。
5.まとめます
なぜ見失ってはいけないのか、それはオススメする理由にあります。
友達に薦めるとき、あなたは友達がより豊かに生きれることを見込んで推薦するはずです。
便利を共有し、楽しさを共有したいからおすすめするはずです。
だから信じれるし買ってみようとなるんです。
広告もこれを作らなければいけない。
消費者が少しでも豊かに生活を送れることを願う。それが、頭の一番大きな部分を占めてなければいけません。
広告制作の際に想像するゴールはトレンドを作った達成感ではない、それを使ってる消費者の満足げな顔を想像して作るべきだと考えます。
全部綺麗ごとに聞こえるかもしれない。
ですが、消費者至上主義の今、それくらいの気持ちでないと届かないと思うんです。
近代の大発明、iPhoneが生まれたのはユーザーの便利をつきつめた結果です。
ユーザーを思った分だけユーザーに響くということを常に念頭に置いていきましょう。
6.PR
私は、インフルエンサー専門の広告プロジェクトをしています。
ご興味をお持ちいただけましたら、こちらのサイトからお問い合わせしてください。
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