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9月7日 ゴシック聖堂、古城巡り

今日はBourgesに位置する様々な建築物を訪れます。

大量の写真と共に長文なので覚悟して読み始めてください。

目次
・サン=テチエンヌ大聖堂
・ジャッククール宮
・Château et Domaine de Menetou Salon

サン=テチエンヌ大聖堂

1ヶ所目に訪れたのは
サン=テチエンヌ大聖堂
Cathédrale Saint-Étienne de Bourges
(wikipedia) (Google map)

ここは世界文化遺産に指定されている司教座聖堂。

12世紀末から13世紀初頭にかけて建設されました。

正面の彫刻がすごい
でもところどころ欠けたり、まるまる抜けてたりしていろんな意味で時代の流れを感じさせる

尖塔アーチとステンドグラスがゴシック建築の象徴ですね

ステンドグラスが美しい

ヨーロッパ最古の天文時計もあります。

中の仕組みはこんな感じ

1424年に作られたこの天文時計、
その暦は現在のグレゴリア暦とほぼ同じなんだそうな

聖堂の裏側には庭園も。

どの角度からも重々しい歴史を感じさせてくれます。

これがあのノートルダム寺院のように焼け落ちないことを祈るのみです………

ジャック•クール宮

石造りの民家の中に
ひっそりとたたずむPalais Jacques Cœur
(Google map) (Wikipedia French)

この華麗な邸宅は1443年〜1451年、
シャルル7世の会計役を務めたジャッククールによって建設されました。

通常は8€、割引でも6.5€する入館料ですが、
学割でタダで入館できました。

8カ国語のペーパーガイドもあります。
日本語があるのに中国語が無いのはちょっと驚き…

宴の間 Salle des Festins

式典の間 Salle d'Apparat

おトイレ

ボットン便所、、、

石の螺旋階段
2枚目は下から見上げた図
(わかりにくいけど)

500年もの間、よく崩れないな〜と構造に見入ってしまった…

屋根裏にはたくさんの首もありました。

これらはもともと屋根や梁に装飾として施されていたものだそうです。
要はガーゴイルと同じもの。

礼拝堂へと通じる回廊

そしてここが礼拝堂

あまりうまく写真が撮れなかった…

正面の広場にはジャッククールの石像が立っています。

この館ではガイドツアーもあるらしいですが、今回はただブラブラと歩き回る程度にしました。

より詳しく知りたい人はガイドツアーに参加するのもいいかも。
フランス語ガイドしかないけど………

Château et Domaine de Menetou Salon

こちらも先述のジャッククールによって建てられた15世紀の古城。

現在はドイツの歴史ある王族一家の私有地だそうで、
普段は非公開。

4月〜9月の週末のみ
1日4回のガイドツアーのみ行っています。
(10:30、14:00、15:30、17:00)
ツアー参加料は1人9€
でも今回は学割で7€のお支払い。

ワイン3種類の試飲つきなので、安いですね。

右の短髪の女性がガイドさん

英語が上手ではないということで、
フランス語のみのガイドでした。

特殊な単語も多くて
30%くらいしか理解できなかった……

私有地ということで
建物内は撮影禁止。

中は本当に「お城」だった。。。

ルイ14世が所有していたというベッドや、
本棚に見立てた隠し扉、

大量の肖像画に、石像、動物の剥製、、、

夜になったら動き出すんじゃないかとか、
朝になったらポーズが変わってるんじゃないかとか、

そんなことを考えながら見学してたら怖くなりました。

でも、所有者一家がこの家に滞在する際は
約50人のお手伝いさんが働いているそうです。

それだけお手伝いさんがそこら中にいれば
怖くはないかも………

なにはともあれ、

良い意味で「美女と野獣」を、
悪い意味で「ホーンテッドマンション」を彷彿とさせるお城でした。

またこのお城、
19世紀の時点で既に電気を導入し、
施設内に発電機も備えていたとのこと。

電気が発明されたのが1822年なので、
どれだけこの城の所有者が裕福だったかが伺えますね…

ツアーが終わるとワインの試飲タイム

白ワイン、ロゼ、赤ワインを1杯ずつ

これらのワイン、
この城の所有者が隣のワイン農場で生産したものだそう。

この城の家主さん、、、
世界観が違いすぎる、、、

そのワイン畑を眺めながら

本日の旅を終えたHIKARUでした。。。

ここBourgesには
古城、歴史的建造物、大聖堂、教会がそこら中にあります。

明日と来週末も建築物めぐりをする予定。

みなさんも是非、訪れてみてください。

長文読んで下さりありがとうございました。

ではまた次回!

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