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イチ阪神ファンが「江越大賀の覚醒」に思うこと

すごいですね。

バットをやや短く持ち、従来よりもコンパクトに振っていると映ります。それでもあそこまで飛ばせる。阪神時代から守備と走塁は一流でした。これらに加えて「当たれば飛ぶけど」と評されていた打撃が改善されれば。

日本ハムの新庄監督も、現役時代は故・野村克也さんから「捕る・投げる・走るは一級品」と認められていました。あと99年のオープン戦かな? テレビ解説をしていた落合博満さんが、当時投手にチャレンジしていた新庄さんについて「8番センターでいいんですよ」「あそこまで守れる選手はなかなかいない」みたいに話していたのを覚えています。

身体能力がすさまじく、天性の華を備え、しかも真面目で練習熱心。新庄監督と江越選手にはけっこうな数の共通点があります。だからこそ有効かつ説得力のあるアドバイスができたのでしょう。

ふとある選手の顔が浮かびました。ポテンシャルの高さは誰もが認めているのに、なぜか結果を残せないある選手の顔が。

さすがに厳しいですね。

巷では「1イニング限定なら抑える」といわれています。でも起用法を選べる立場じゃないでしょうし。

彼が長年抱えている問題を克服するためのキーはメンタルか技術か、もしくはその両方か? まったくわかりません。しかし江越選手を覚醒へと導きつつあり、なおかつ藤浪投手とも共通項が多いと感じる新庄監督ならあるいは。

いまの状況が続けば、藤浪投手が来年もアメリカに留まる可能性は低いでしょう。もし日本に帰ってくるのなら、ぜひ新庄監督の下でプレーしてもらいたい。ファンとして阪神に戻ってきてほしい気持ちはあります。でもそれはたぶん双方のためにならない。

まだまだ先の話。どうにかメジャーで覚醒してくれることを願っています。

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