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イチ野球好き書店員が「例のニュース」に思うこと

昨日、私の職場にも入ってきました。

LAドジャースでプレーするメジャーリーガー・大谷翔平選手の半生を描いた絵本「野球しようぜ! 大谷翔平ものがたり」が発売中です。

版元は世界文化社で価格は税込1760円。売り上げの一部が日本赤十字社に寄付されるとのこと。

題字の「野球しようぜ!」は、大谷選手の直筆によるものらしいです。手形や子ども目線の一問一答も収録されています。

リアル書店ではシュリンクされていると思いますが(最初からパックされているタイプではないので、店員に言えば外してくれるはず)、話題作だし多くのお店が見本を用意しているでしょう。ぜひ覗いてみてください。

と言いたいところですが、、、

例のニュース。後から出勤してきた同僚に教えられ、言葉を失いました。どういうことなのか意味がわからなかったです。正直いまでも何が何やら。当事者双方の互いへの気遣いが却って事態を悪化させたような?

荷開けをしながら考えたのは「この本、待ってる人は多いと思うけど売っても大丈夫なのかな?」です。かつて某大型書店で働いていた頃の記憶が頭を過ぎりました。発売日の朝に「○○○○の今週号は販売せず、すべて返品するように」という通達が本社から来たのです。開店まであと20分とかそんなタイミングで。

詳しい事情は書けません。ちなみに近隣の他の本屋では普通に置いてました。かなり話題になったので、商売的には売り逃したのでしょう。ただ私個人は本部の判断に賛成でした。

今後の状況によっては、会社判断で大谷選手の関連書籍を販売できなくなることもあるいは。。。子どもたちへの熱いメッセージが込められた絵本だから、できれば売りたいですけど。

引き続き事態の推移を注視します。

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