「生きている喜び」に浸ろう

表参道にある青山ブックセンターをご存知ですか?
本の品揃えはもちろんですが、BGMが素晴らしいことでも有名なお店です。noteで山下店長がプレイリストを公開していたので、こちらでご紹介させていただきます。

これに便乗して、私が読書の際にお世話になっているCDを4枚公開したいと思います。誰も興味ないかもしれませんが「おかげで読書が捗りました!」みたいなことがあれば嬉しいです。

1、モーツァルト「フルート&ハープ協奏曲&クラリネット協奏曲」

読書のBGMは左脳の働きを邪魔しない方がいいので、歌詞の意味を考えなくていい洋楽やインストゥルメンタルが有効です。特にクラシックは音の流れが心地良いので、リラックスして目の前の活字に集中できます。中でもオススメはモーツァルト。ただ私の場合「ジュピター」だけはなぜか壮大な演奏に聞き惚れてしまうので除外しています。

2、レッド・ガーランド・トリオ「Groovy」

次はジャズ。チャーリー・パーカーやマイルス・デイヴィス、ビル・エヴァンスも少しかじりましたが、私がいちばんよく聴くのはこちら。ピアノ・トリオです。鍵盤のクリアな爽快感と支えるベースの力強い流れが癖になります。ちょうどいい長さなので、夜眠るときのお供としてもオススメ。

3、チェット・ベイカー「シングス」

ゆったりとしたジャズ・ヴォーカル。「甘い歌声」というフレーズをよく耳にしますけど、一度彼の歌を聴いたら「これのことか」と確信できます。ヴォーカルなのに思考の邪魔をしないのは英語だからでしょうか? 必要以上に感情を込めて歌わないからでしょうか? これもスリーピング・タイマーをセットした後の夜の締めに最適です。

4、エンヤ「ペイント・ザ・スカイ~ザ・ベスト・オブ・エンヤ」

一曲目の「オリノコ・フロウ」をぜひ聴いてみてください。心が深呼吸するから。精神がすうっと穏やかに研ぎ澄まされるのです。意味があるようでないような歌詞も感性の毛穴を開かせます。名曲揃いの一枚ですが、私は「オリノコ~」と「オンリー・イフ」ばかりを聴いています。

いかがでしょうか? 何かと忙しない季節ですが、せめてひとりで本を読むときは心を落ち着かせ、世間をシャットアウトして「いま生きている喜び」に浸りたいものです。



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