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「無人営業店の○○○」に興味アリ

大手取次のトーハンが取り組む「MUJIN書店」が好評のようです。

3月15日に「メディアライン・大山店」(東京都板橋区)が実証実験3号店として始動します。

1号店である「山下書店・世田谷店」2号店の「メディアライン・曙橋店」いずれも売り上げが増加し、顕著な万引き被害の増加や店内における迷惑行為は見られなかったとのこと。

ちなみに「MUJIN書店」は有人と無人のハイブリッドです。東京メトロ・溜池山王駅の構内に昨年オープンした「ほんたすためいけ・溜池山王メトロピア店」(こちらの運営は日販)みたいに、いつ行っても無人というわけではありません。

「ほんたす~」の営業時間は、平日の午前7時から午後10時と土日祝日の午前10時から午後8時。店舗に従業員はいませんが、本の入れ替えやメンテナンスを開店前におこなっているとのこと。支払いはキャッシュレス決済のみです。

一方「MUJIN書店」を導入しているお店は24時間営業。店員のいる時間帯といない時間帯(夜間から翌朝)があります。無人の際の会計は必然的に完全セルフ&キャッシュレス。

そういえば「MUJIN書店」導入店で無人営業中に買った場合、たしか電子レシートのみで紙のそれは出ないという話だったような(無人時のお店を利用するにはLINEの公式アカウントを友だち追加することが必要ゆえ、購入履歴もLINEで確認可)。まあでもレシートや領収書が必要なケースは限られているし、後日メールや郵送等で対応すれば大丈夫そう。

「MUJIN書店」や「ほんたす~」自体はもちろんですが、それらのお店で荷開けや品出し、雑誌の抜きや返品をおこなう人にも興味があります。「人間じゃないとできない業務」を担うことで無人営業を支える従業員の声に。

いつか本屋も、アニメや特撮みたいに「中の人」概念が当たり前になるのでしょうか。

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