【広報日記】 やっと、気持ちがのってきた日
GW後半からの憂鬱さにはじまり、加えて雨や嵐、寒さにも気持ちが引っ張られて。余計な不安や苛立ちが募ったり、時には怒りが湧いたりと。なんでそんなに腹が立っているのよ?って(夫にも言われてハッとする。先月も同じような言葉をもらってた) ようやく昨日になって、そんな自分がおかしくて笑えた。笑えたってことは、たぶんそこから抜けてきてる自分がいるというサインでもあり。やっと、気持ちが晴れ晴れしていた。
甘やかす
ややネガティブな気持ちのときって、何も書けないものです。いや、正確には「書ける」んだけど、怒りや苛立ち、不安が先立ってるとそういう負の気持ちを永遠と、ここに書いてしまいそうだった。けれど、それを書いたところで、誰がこれを見るの?って冷静に判断する自分もいて。「それより寝た方がいいわ!」と内側から声が聞こえてくる。「うん、そうしますね、」と、本持って横になってそのまま眠りについた。
心を犠牲にしてまでやることなんて、なにひとつない。自分をじっくり甘やかす。お陰でまた気持ちがのってきた。やっと書ける!という喜び。
子どもの心を回復させる場所
大人は「ちょっとスタバで息抜きしたいね」とか「ちょっとカフェで一息つこう」とか、そういう休憩や息抜きを意識して取る(そういう時間をとろうと意識する)けれど、子どもはそれを意識して休憩出来ないんだよね、ということを教えてもらった。なるほどね、と気付かされた。
子どもにとっての息抜きできる場所、リフレッシュできる場所はどこだろうか?と、思いめぐらせた。
すると、今の息子にとって心の回復場所は、通っていた幼稚園だと気づいた。というのも「また幼稚園で遊びたい」とか「幼稚園行きたい」と息子は言う。先日子育て読書会のなかで主催の先生に伝えたところ、「心を回復させる場所」と仰った。
元いた場所に戻ることで、ひとの心が回復して、十分に遊ぶことで、それが心のエネルギーになって、新しい場所でも頑張れる力になる。
前に進むことだけではなく、一歩また元いた場所に戻ることで得られるものもあるとおっしゃった。とても深い言葉だった。
一冊の本は“ひとりの人”との出会い
リモートがメインになるけれど、月に数回池袋までの通勤がある日は、私も電車のなかで本を読みます。この貴重な移動時間、40分間が良い読書時間。この間読んだ、島田潤一郎さんの「電車のなかで本を読む」では、島田さんの読書体験からの、読み手の読書世界を広げてくれる本だった。
「一冊の本との出会いというのは、たとえるなら、ひとりの人との出会いであって・・・」と書かれていた。本当にそうだなと思う。
私の読書体験を大きく動かしてくれたのは、星野道夫さんだった。いきなりこの本に出会ったわけではなく、本を読み続けよう!と決めていろいろ読んでいくうちに半年くらい経った頃に出会った。
素晴らしい本で、夢中になって読んだ。付箋だらけになった。その後星野道夫さんの写真展にも足を運んだし、他の本も読んだ。そこから、大竹英洋さんや石川直樹さんのことを知った。本ってすごいって思った。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!