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最新就活トレンド【2024年版】~トレンドを押さえてライバルに差をつける~

就活生の皆さん、こんにちは!
就活コンサルタントで、総合商社6年目のYasuです。

突然ですが皆さんは
「最近の就活トレンドを掴めていますか?」

私は2019年卒の社会人6年目ですが、就活トレンドは年によって変わるものだなと実感しています。

特にポストコロナでは、業界の状況が大きく変わりました。

このトレンドを押さえずに早期から内定獲得は正直難しいです。。。
なぜなら、特に大手企業は毎年のように求める人材像やスキル、マインドを変えて新卒を採用しているからです。

本記事では、最新の就活事情と成功するためのポイントを詳しく解説します。

変化する採用方式とスケジュール

コロナ禍を経て、企業の採用活動は大きく変化しました。
以下事例をいくつかあげます。

オンライン面接の普及
約30%の企業が1次面接から最終面接までオンラインで実施しています。これは言うまでもありませんが、対面でのコミュニケーションに加え、オンラインでの自己表現力も重要になってきています。

インターンシップの重要性拡大
採用直結型のインターンシップが増加しています。企業にとっては学生の実力を直接見極める機会となり、学生にとっては企業の雰囲気や仕事内容を体験できる貴重な機会です。

通年採用の広がり
365日採用を実施する企業も登場しています。これにより、学生側の選択肢が増える一方で、企業側も柔軟な人材確保が可能になっています。就活生が好きな時に就活ができるのは良いことだと思います。

デジタル化の加速
エントリーシートのデジタル化やAIを活用した選考など、採用プロセス全体のデジタル化が進んでいます。
嘘と思うかもしれませんが、AIである程度文章の正確性や、面接の態度、表情は分かるもの。特に最初の就活ステップでは、社員が時間をかけて審査する必要がなくなってきています。

就活スケジュールの変化
従来の「3年生の3月から」という固定概念が崩れつつあります。
3年生の春休みからインターンシップが本格化してきていますし、中には1、2年生向けのインターンシップを実施する企業も増えています。
以前よりもより先手必勝の市場になってきています。
ただし、メディア業界などは4年生になる前に選考が終了することもあります。
一方で、中小企業などは遅めのスタートとなることもあるため、業界ごとの特性を把握することが重要です。

採用手法の多様化

企業は以前よりも多様な方法で、優秀な人材の確保に努めています。
その一例を紹介します。

リファラル採用
社員からの紹介による採用が増加しています。これにより、企業文化に適合した人材を効率的に採用できる可能性が高まっています。

動画エントリー
20〜30秒の自己PR動画提出が一般化しています。自己表現力やコミュニケーション能力を短時間でアピールする必要があります。

オープンハウス形式の採用
企業のオフィスを開放し、学生が自由に訪問できるイベントを実施する企業も増えています。これにより、より自然な形で企業と学生のマッチングを図ることができます。面白い試みです。

求められる人材像の変化

企業が求める人材像も変化しています

★コミュニケーション能力
オンライン環境でも円滑に意思疎通できる力が求められています。対面とオンライン、両方の環境で効果的にコミュニケーションを取れる人材が評価されます。これに関しては、私よりも今の就活生の方が優れているかもしれまん。

★問題解決能力
未知の課題に対して柔軟に対応できる力が重視されています。先例のない問題に直面しても、創造的に解決策を見出せる人材が求められています。

★多様性への理解
異文化理解力や柔軟な思考が重視されています。グローバル化が進む中、多様な背景を持つ人々と協働できる能力が必要とされています。
メーカーだから英語が出来なくて良いは通用しないです。

★デジタルリテラシー
基本的なITスキルやデータ分析能力が全業界で求められています。デジタル技術を活用して業務を効率化できる人材が重宝されています。

★自律性と主体性
リモートワークの浸透により、自己管理能力や主体的に業務を進める力が重要視されています。
正直リモートワークでさぼろうと思えば、無限にさぼれてしまいます。
上司の監視のない中でスケジュールを意識していかに仕事をするかが大事です。

業界別の採用動向

次に、2023年卒の採用実績を踏まえ、業界別の動向を見ていきましょう。

情報通信業
・採用数増加率:+13.7%
・求める人材:デジタル技術に精通し、新しい価値を創造できる人材
・スキル:5G、AI、IoTなどの先端技術への対応力
・トレンド:クラウドサービスやサイバーセキュリティ分野での人材需要が高まっています。

サービス業
・採用数増加率:+10.0%
・求める人材:顧客志向が強く、デジタルスキルも持ち合わせた人材
・スキル:オンラインサービスの拡大に伴うビジネスモデルへの適応
・トレンド:デジタルマーケティングやカスタマーサクセスなどの新しい職種が注目されています。

建設業
・採用数増加率:+7.1%
・求める人材:技術力と柔軟な発想を持ち、地域創生に貢献できる人材
・スキル:環境配慮型の建築技術やスマートシティ構想への理解
・トレンド:BIM(Building Information
 Modeling)やドローン技術の活用が進んでい ます。

製造業
・採用数増加率:+4.5%
・求める人材:グローバルな視点と専門知識を兼ね備えた人材
・注目ポイント:サステナビリティへの取り組みやDXへの対応力
・トレンド:IoTやAIを活用したスマートファクトリーの実現に向けた取り組みが進んでいます。

小売業
・採用数増加率:+2.5%
・求める人材:オンラインとオフラインの融合を推進できる人材
・スキル:オムニチャネル戦略の理解と顧客体験の向上への意欲
・トレンド:データ分析に基づく個別化されたマーケティングが重視されています。

金融・保険業
・採用数増加率:+1.9%
・求める人材:フィンテックの知識とリスク管理能力を持つ人材
・スキル:デジタル通貨やブロックチェーン技術への理解
・トレンド:AIを活用した与信管理や資産運用アドバイスなど、テクノロジーの活用が進んでいます。

注目すべきビッグトレンド

SDGsへの取り組み
環境や社会問題に関心を持ち、具体的な行動をしている学生が評価されています。企業のCSR活動や環境への取り組みにも注目が集まっています。

デジタルリテラシー
基本的なITスキルやデータ分析能力が全業界で求められています。プログラミングやデータサイエンスの基礎知識を持つ学生の需要が高まっています。

柔軟性と適応力
変化の激しい環境下で、新しい課題に柔軟に対応できる力が重視されています。予期せぬ事態にも臨機応変に対応できる能力が求められています。

イノベーション力
既存の枠にとらわれない発想で、新しい価値を創造できる人材が求められています。社内ベンチャーや新規事業の立ち上げに積極的な企業が増えています。

まとめ

今回はかなり具体的に最新の就活トレンドを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

今後の就活は、さらなる変化が予想されます。

しかし、いつ就活を行うにしても、
自己理解を深め、企業研究を丁寧に行い、自分に合った企業を見つけることが重要です。これは変わりません。

業界別の採用動向を踏まえつつ、自分の興味や強みに合った企業を探していきましょう。
また、デジタルスキルや環境問題への関心など、時代のニーズに合わせたスキルアップも忘れずに!

変化を恐れず、むしろチャンスと捉えて積極的に行動しましょう。

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