大人になったら治らないは嘘だと思う




はじめ自分がこの障害に気が付いたとき

「手の施しようがない」 「治らない病気」「年齢が若ければ大丈夫」

という見解の書き物を多く目にした。

あー、そっかー、もう手遅れなのかー。

と、始めはそう思っていた。

でも色々と世の中の動きを見つつ自己分析を進めるうちに

「あれ?なんかヘンだぞ。」と思うことが増えてきた。






「年齢が若ければ治せる可能性が高い」

これは嘘だと思う。

そもそも「治る」の基準がわからないので

自分の場合は一応の基準として

「治る=他人に迷惑をかけないことが継続的に続くこと」と定義している。

その「治る」に向けて、大人だろうが子供だろうが

自覚できなければ手の施しようが、確かにない。

子供の場合、親が過保護すぎると余計に気が付かなかったりもするし

大人の場合、他人が本人に直接「おかしいですよ」とは言いづらい。

とにかく自覚できなければ何も進まない。

それで、仮に自覚出来て「さぁ治療しますか」となった時に

当たり前だけど子供のほうが生きた年数が短い。

ということは、大人に比べてそれだけ本人に起こった出来事も当然少ない。

それに学生時代までは親と一緒に生活し学校に通う人が多いと思うから

その子供が育った環境・その中の習慣・文化・思想・他人との関りなど

外から見ると状況把握がしやすいとは思う。

なにより、自我の形成というか本人の価値観の歪みのようなものを

わりと子供の方が矯正はしやすいんだと思う。

それで一般的に「年齢が若ければ治る可能性が高い」と言われるのでは。

大人は生きた年数が長い分、子供に比べて起こった出来事が多くなる。

そして、子供と違って

環境も一人なのか、自分の家族があるのか、両親と同居なのか

仕事をしているのか仕事をしてないのか

してるならば、どういう仕事についてどんなポジションなのか

どういう習慣があってどういう文化を持ちどういう思想を持ているのか

どこでどういう他人との関りがあるのか

自覚できた時点でわかることと、そこに至るまでの経緯と

両方自覚する必要が出てくる。

自覚できたそのポイントだけに注視しても意味がないとも思う。

それは根本的な原因究明には程遠い。

だから、これが出来れば一般的に言われる「治らない」ことはないと思う。

ただひとつ要注意な点がある。

「自己愛性パーソナリティ障害は性格を直せばいい」という人間がいるけど

あれは見当違いで甚だおかしい。

この障害はあくまでも「他人に迷惑をかけやすいのが障害」であって

性格 = 個性にも繋がる部分     とは話が別だと思う。

「障害」と「性格」は別モノである。

なので「障害」と「性格」を混同しないように自覚をしなければいけない。

これが非常に難しい。

自分で自己分析を進めていてたびたびぶつかるところでもある。






とりあえず自分の場合、自覚したうえで自己分析を進めるうちに

実は多重人格(合成関数型)のほうが先に起こっていて

自己愛性パーソナリティ障害のほうが後に発症しており

PTSD要因が増えていくとともに双方がどんどんその傾向を強めて行ったという

なかなかのレアケースだったということが自分一人で分析していくうちに分かった。

自分1人で自己分析を進めた結果わかったことなので

ここに精神分野の専門家の意見は一切入っていない。

でもとりあえず分かった。

これだけでも成果はあったように思う。

まだまだ掘り下げる必要はあるけれども、第一段階としては上出来だと思っている。







拙い文章お読みいただきありがとうございました。







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