藤本 圭一郎

目標は家族で月旅行です!!! ★専門分野 数値シミュレーション/信頼性・安全性/有人ロ…

藤本 圭一郎

目標は家族で月旅行です!!! ★専門分野 数値シミュレーション/信頼性・安全性/有人ロケットの安全性評価/AI ★LS-GRID/LS-FLOW/LS-DARCを開発

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// テンプレートクラスの宣言 template <typename T> class List { // ノード構造体の宣言 struct Node { T data; // データ Node* next; // 次のノードへのポインタ // コンストラクタ Node(T d, Node* n = nullptr) { data = d; next

    • インターネットと知識再構築

      1)動的社会化による自由度の向上   → 数値目標から新しい価値へ 
2)システムやワールドの大規模・複雑化   → コネクテッド 
3)細分化領域における要素研究の成熟化   → 全体から要素、要素から全体   飛行機やロケット、核融合やメタバース 
4)エレメントを集めるパズル型問題の解決   → 数多くのエレメント収集、統合技術 https://note.com/bluedack/n/n1fed7caf91f6 5)システム上位レベルでの知識再構築の必要性  

      • 幹→枝→葉の教育への転換について

        1年に1回の名古屋大学大学院の安全性・信頼性工学の講義でした。 知識は樹木として捉えることができると考えています。 葉である数多くの要素知識を学生時代の講義で学び、大学から大学院での専門分野研究において枝である技術を学び、社会に出て集大成として知識や技術を活用して幹である価値を実現する機会に恵まれる。 学生時代には沢山学ぶ必要がありストレス過多ですが、何のために学ぶ必要があるのかの十分な説明がないケースが多いです。逆にその苦労が報われるモチベーションが向上する機会は学生

        • 人類進化談話#01 : 7万年前の文化的躍進の駆動力はなにか?

          ● テーマ 1)実在しない「想像の産物」をほかの誰かに伝えることができたとき、人類の文化的歴史が幕を開けた。 ● 背景 2)『言語』と『想像力』 3)言語によるコミュニケーションは、7万年前よりももっと前からできていたと考えられている。 4)洞窟壁画、住居の建設、副葬品を伴う埋葬、骨製の針などにみられる道具の専門化など、現生人類の想像力を彷彿とさせる「言語だけでは表現できない事象に対する文化的創造性」は、7万年前よりも以前には発見されていない。 ● 仮説 5)前頭前野にお

          部分と全体

          量子力学の創始者のひとりハイゼンベルクの 『部分と全体』 これまで自分が拾い集めてきた要素知識を統合する作業をしたいと考えてきたときに、ハイゼンベルクに出会うことができた。 人類にとって未知の世界であり、その描像の方法や知識の集め方、真理を追求する歩みの進め方さえも、なにもないところから道を築き上げていく偉大な先人達の姿を垣間見ることができた。 ハイゼンベルクが見てきた世界、潜り抜けてきた歴史、繰り返してきた偉大な学者達との対話、そのすべてを本人が記しているからこそ、そ

          部分と全体

          全体性に捉えるための柔らかさについて

          1)対象をどうとらえるか? 2)要素に分割し、客観的な良い説明を見出す。 3)硬くて要素間の相互影響が局所的な対象については把握することは比較的しやすい。 4)一方で、柔らかくて要素間の相互影響が局所的ではない対象については把握が難しい。もともと全体性として捉える必要がある。 5)そういったものに対してどうアプローチするのかが今後の課題。

          全体性に捉えるための柔らかさについて

          新しい教育についての一考察

          ■背景 1)教育プロセスの逆転 ⇒何のために勉強をする必要があるのか? ⇒プラットフォームによる繋がる相手のカバレッジの向上 2)組織間の境界の破壊と交じり合い (多チャンネルの外部組織との繋がり) ⇒テキスト、画像、動画以外のメディアの必要性 ⇒データの再利用、再生の民主化 (翻訳しない、ありのままの発信) ■解決策 [1]現場のシステム開発における設計問題、ミッションデータ分析という実問題を簡明にし、その問題設定のなかでの知識の伝達(教科書の機能)と、実際にその課題

          新しい教育についての一考察

          文化がもたらす人類進化、計算機とモデルの役割

          絶え間のない模倣とイノベーションの繰り返しこそが、人類進化が成功してきた鍵である。 また、人類が更なる進化を遂げるためには、知識を段階的に改良していくことが不可欠であり、集団としての社会的学習の効率をさらに向上させる必要がある。 文化がもたらす生物進化 [1] 1)人間が圧倒的な数の多さや高い知力など、ほかのどの動物にもない特質を獲得したのは、ほかの個体のやり方を正確に模倣し、世代を超えて知識を伝達する能力を獲得したからである。 2)他者の知識やスキルをうまく模倣でき

          文化がもたらす人類進化、計算機とモデルの役割

          錯視とアルゴリズム

          0)進化のために刻むということ  ・遺伝子として刻むということ  ・文化として刻むということ  ・知識として刻むということ   良い説明ができる汎化された知識ほどリーチが広い  適用範囲が広い汎用的なプログラムにできないものは  原理原則レベルで理解できていない。 1)人の知覚は大きな制約を受けている  ・システム構成   a)センサー  :目   b)コンピュータ:脳神経細胞ネットワーク   c)ソフトウェア:解釈のアルゴリズム ・人の視覚は以下のように構成されて

          錯視とアルゴリズム

          メタヴァース

          定義 ・インターネット上のヴァーチャルワールド 背景 ・インターネットが切り拓いた世界  物理的/機会的距離の超越 情報発信の民主化 ・従来のインターネットの限界  原点はリアルワールドにある  情報、相互影響に制約がある ・メタヴァースでは人が没入する  リアルワールドの拡張  多様なパラレルワールド(幸せの軸)  多様なプレイヤーとのエレメント集め  多面的な内在人格との直接接続  ヒューマンコンピューティング トピックス 1)加速進化するテクノロジー社会のサ

          メタヴァース

          この世界はアルゴリズムで記述し尽くせるのか?

          ■TOPICS 1)アルゴリズムとはなにか? 2)この世界は何から構成されているのか? 3)機械をつくる、使うということはどういうことか?  (これまでは人が言語化し理解できる範囲で機械を作ってきた。   人智を越える人工知能の意味するところはなんだろうか?) 4)人の数だけ現実世界は存在する。そしてその物語のなかで生きている。  (人の認識の原点は各人にある。同じ対象であっても切り取り方が異なる) 5)<更なる議論へ> ■Discussions ★1 他人がその人が物事を

          この世界はアルゴリズムで記述し尽くせるのか?

          統合情報理論と人類の多様性

          ■Episode01 : Ultimate Network to Realize Holos ▷ 要素分割の時代から全体統合の時代への転換。 エキサイティングなミライをつくるエレメントどうしを繋ぐということ。  Find Bits and Atoms https://note.com/bluedack/n/n1fed7caf91f6  Connecting Dots https://www.youtube.com/watch?v=UF8uR6Z6KLc ▷ 天の川銀河に

          統合情報理論と人類の多様性

          脳のニューラルネットワークとコズミックウェブの類似性について

          注:必ずしもエビデンスが揃っている訳ではなく妄想メモです。 1. ここで注目する類似性 1)ノードのサイズ(質量)分布 2)クラスタリング 2. メカニズムの類似性 1)質量が大きいノードほど影響力が強い? 2)自己組織化: 全てのノードどうしが相互影響を与えノード質量分布(ノード間距離)を変える。 脳: 信号伝達同期の為のシナプス長や太さ     細胞外電場の通信の為の樹状突起   宇宙: 銀河間の重力平衡の為の質量分布 3)柔らかい媒質や挙動による

          脳のニューラルネットワークとコズミックウェブの類似性について

          統合情報理論と人類の多様性

          ■意識という高次な情報統合機能を成し遂げられるかは、ニューロンの数ではなく、ニューロンどうしの多様な繋がり方が重要。すべてのニューロンを繋ぎ尽くすことで表現できる情報の多様性を失っていく。 意識はいつ生まれるのか M・マッスィミーニ、G・トノーニ著 https://note.com/bluedack/n/n2528049794b4 An Information Integration Theory of Consciousness, Giulio-Tononi https

          統合情報理論と人類の多様性

          距離の超越

          <コンセプト> 距離という視点で世界を再確認する。 → ClubHouseなどの集合知(Human Computation)のためのフィールド <特徴> A)感じている距離やその大切さは人によって千差万別であり、様々な人たちと話をすることで必ず大きな気づきが得られる。 B)多分野横断的なテーマであり、抽象度が高いので共通課題や発見をできる可能性がある。 → 俯瞰して抽象度高く物事を捉えることの大切さ(なぜGAFAが台頭するのか?) C)距離の超越はテクノロジーのひとつの

          距離の超越

          MBSE

          MBSEは厳格にシステム記述したシステムモデルを中心とした(A)開発データの一元管理、(B)開発管理の効率化・確実化、(C)システムレビューの効率化・確実化、(D)エンジニアリング手法の変革 の四つを目指すもの。 もうひとつの捉え方としては、下記を実現させる取り組みです。 (α)定型作業の自動化による生産的な時間の確保 (β)プラットフォーム上での協働による集合知による課題解決 (γ)属人的な暗黙知のモデルによる形式知化(δ)開発知見の再利用性の向上