脳のニューラルネットワークとコズミックウェブの類似性について

注:必ずしもエビデンスが揃っている訳ではなく妄想メモです。

1. ここで注目する類似性

1)ノードのサイズ(質量)分布
2)クラスタリング

2. メカニズムの類似性
1)質量が大きいノードほど影響力が強い?

2)自己組織化: 全てのノードどうしが相互影響を与えノード質量分布(ノード間距離)を変える。
       脳: 信号伝達同期の為のシナプス長や太さ
     細胞外電場の通信の為の樹状突起
  宇宙: 銀河間の重力平衡の為の質量分布

3)柔らかい媒質や挙動によるエネルギー散逸: 大きいスケールの現象から小さいスケールの現象へのスケールカスケード、フィードバックループによりその逆も生じうる。
  脳: 間質液やグリア細胞(外界認識など担う信号処理からの要請も強い)
  宇宙: ノードは流体とみなせる

4)システムの収斂メカニズム
       脳: 情報の多様性
  宇宙: 自由度ごとのエネルギー配分
  → 数学的にはシステム収斂度を時間発展させる行列の有対角性

3. 参考文献
The Quantitative Comparison Between the Neuronal Network and the Cosmic Web
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fphy.2020.525731/full

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