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”考える”からこそ、一人旅の価値は深まる


個人的には誰かと旅行に行くのと同じ位、一人旅が好きです。

一人旅する理由は意識的でありながら、少し無意識な部分もあって。

旅をする中で”考える”を実行してみると、いつだって「自分ってこういう考えをしていたんだ」と何かしらの気付きを与えられます

これは一人旅には特に強く感じる部分なんです。



旅の目的ってさまざま

旅に出る理由は、その時の気分とか行き先、一緒に行く人によって違うのはもちろんですが、

・観光地を周りたい

・美味しいものを食べたい

・あの風景を見たい

・一緒に行く人と時間や経験を共有したい

・何も観光しないで、住むように旅をしたい


ざっくりですが、主だった目的はこのようなものがあります。

私の思う、もう1つの旅の目的は借りた言葉でいうならば「自分探しの旅」でしょうか。

ただ、実はあまりその言い方は自分にはしっくり来なくて、自分を探すことは目的ではなく、「結果として見つかる」ことがあるだけで、

本来の目的としては、色々なことを「考えること」だと思っています。


そうした目的を持つことによって、私の中ではいつも「一人旅」という選択が入ってきます



一人旅は、一人行動の上級レベルなのか

一人旅が好きとかいうと、「めちゃくちゃ寂しい人じゃん」って感じなんですけど、半分そうで、半分そうではないんです。笑

結構意図的に一人旅をしたい、と思う時があるんです。


もちろん一人でなくて、家族や友人、パートナーという旅って大好きです。

別に国内外に問わず、一緒に多くの時間を過ごすこと、モノ・コト・オモイを共有出来るって偉大なコトで一緒に行く人とリレーションって旅で本当に深まるなと思います。


そう思いながらも、意味があって一人を選ぶ時があるわけですが、割と一人行動に抵抗がない方って多いと思いますが、私もその内の一人です。

一人行動どこまでできるか問題は、個人的には常に興味深いトピックス。

(どなたかの作ってくださっている一例を拝借。笑 一人行動レベル表


「どこまで出来る?やったことある?」話だけで1時間は簡単に潰せる。笑

自分の中で今までで最高レベルの一人行動は、私感ではやはりアメリカ旅行かなと。

極論で言うと、一人海外ディズニー5日間連続イン@フロリダです。笑

楽しかったです、本当に。笑


みなさんも、一人行動で制覇してきたことは、それぞれにあると思うのですが、正直その人によって何が上級レベルなのかなんて違いますし、別に一人旅はいうほど上級ではないだろうと思ったりします。

私が一人海外ディズニーが苦痛ではなかったのは、かつてTDLとTDSの年間パスポートを持っていて、一人でパークに行くのは年パス所有者は誰でもしていたことだから私もしていたし、

そのいつものパークがただ海外になっただけ、という話だったので

自分の受け取り方としては周りの方がびっくりされるほどハイレベルなことだとは思っていませんでした。

(とか言って、さすがに初一人海外の初夜は「誰か自分の部屋に窃盗で盗み入ってきたりしたらどうしよう」と思って、数時間眠れませんでしたが。笑)


話しがずれましたが、要するに一人旅って確かに気をつけなくてはいけない点はあるものの

そんなに深く考えすぎることはないんじゃないか、ということです。

自分が思うままに一人旅をしてみると、見つかることがあると思います。



旅における「経験×考える」

一人旅をしてみると見つかる、というのは、

やはり「考える」という行動が伴うからだと思っています。

それが一人旅の醍醐味なのかな、と。


一人旅って本当に贅沢な話で、ずっと好きなことを考えていて良いし、好きなように時間を使って良いし、こんなありがたいことないなと思うんです。


旅って、もともと非日常のものであるから、旅で何かするたびにいつもと違う経験になる。

それだけでも特別なことだけど、その経験に対してちょっと深く考えてみるのが個人的に好きです。

「楽しかった、美味しかった、綺麗だった、勉強になった」という特別な思いに対して、

もう少しその自分の感情を深掘りしてみる。


何が、どう、良かったのか?なぜ自分はそう思ったのか?、を考え始めると

・自分の潜在的な志向

・その時点での自分の興味、関心の方向性

・それまでの経験や普段の(日常的)環境に対する自分の認識

・真新しい知識や感覚

ざっと、上記のようなことを知る、または再認識することができると思います。



自分自身のことを確認する手法

直前に書いたようなことを知ったり、再認識することの例を少し上げてみたいと思います。


例えば、私は一人旅もそうですが、普段一人で出かける時も結構Cityって感じの賑やか?なところに行くことが多いです。

馴染みとか趣味の問題もと思いますが、国内でいうなら、

下北沢より断然渋谷

谷根千より中目黒、恵比寿

(上記の内容が第三者の方にお伝えできる例えなのか分かりませんが、笑)

一人で考え事をしたい、気分転換をしたい、勉強したいって時は大体渋谷とか人が集まってざわざわしているところに行きたがりがちです。


ただそういう行動傾向があると気づいたのは、非日常の中で一人旅をしたことがきっかけです。

一人海外旅行をした際に、ロサンゼルスでChillだぜって過ごすよりは、ニューヨークでがやがや忙しない中で一人でまったり過ごす方が居心地がいいなと思ったりしました。


そういう気づきがあった時に、ふと旅行中ではなく普段の自分の行動を思い起こして、「なんでいつも渋谷とかに行きがちなんだろう?」と考えるに至りました。

考えた結果としては、人が集まってざわざわしているところに行きたがりがちでありなのは、主に

・騒がしくて忙しい空間の中で、紛れることが落ち着く

・いい意味で孤独感が生まれて、客観的な思考ができる

・周囲の人が誰かと楽しく過ごしている様子を見るのが楽しい

という感覚があって、

→ 騒がしいから、自分に気を掛けられなくて済んで楽

→ 紛れることによって楽だし、何かに集中できる

→ 色々な人がいる空間で自分のことを考えると、ふと周りを見渡して「この多くの人がいる世界の中で自分はどうなんだろう?」と第三者の視点で自分を考えられて、客観性が生まれて、考えが深化する


上記はあくまで例の1つですが、

異なる経験同士(特に日常生活という普段 × 旅行という特別)の掛け合わせを行い、考えることで

生活において何気なく行っている選択の特徴や理由を把握することも可能だと思います。

そしてこれが積み重なっていくことで、自分自身のことを知れて、自分にとって重要な気付きを自ら与え、非日常の旅をより意味があり、特別な経験にしてくれます



一人旅をするって奥深いんだ

日常 「生活」 × 非日常 「旅」 

この組み合わせってすごく偉大で、

それを考えることで更には

・自分

・日常

・旅

の全てがより特別なものになると思っています。


正直これって別に一人旅に限らず、誰かと旅をする中でも感じられることかもしれません。

ただ個人的には、やはり自分自身にフォーカスできる時間としては究極的に贅沢な時間であり、効果はあるように思います。

人によって一人行動のレベルの高さは別々だと思いますが、一人旅はハイレベルでもあるけど、そうでもないし、ハイレベルでもやってみると出来ちゃうもんだったりするものだと思っていたりします。

ポンコツな私でも楽しむことが出来ました。笑



それと同時に旅というもの自体の偉大さも感じます

今すぐは旅に出ることは難しいですが、日常の経験を増えていくし、旅をした過去の経験や思い出はあるのだが、時間を無駄にしないで、今ある材料でまだ考えるに行き着いていなかった点について考えてみたいと思います。


何かみなさんが自分を知るための手法として、少しでもヒントになれば嬉しいです。

今日も読んでくださってありがとうございました!!







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