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"インスタ映え"狙いだけでいいのか?


インスタ映えの時代だからこそ。もう一度、そのもの自体の価値を見直す。

目に見えない部分も含めて、もう一度、そのものを知ってみる。

見えないなら、もう一度”言葉”に立ち返ってみるのもいいのではないか。

そんな価値観を大切にしたい、今そんな気持ちです。



映え以外で人を惹きつける


控えめに言って、私はInstagramって大好きです。

自分好みのテイストの写真、お店や場所をたくさん提供してくれて、見ればみるほど、虫眼鏡マークの検索画面を勝手に私の好きそうなもので埋め尽くしてくれるし。

好きなアカウントを見れば、その人がイケてるものをタグ付けして紹介してくれて、今まで知らなかったイケてるものに出会える。


いや〜最高じゃないか、と思うんです。

自分の好きなものに囲まれて。



インスタ映えってマーケットにおいて、爆撃みたいに大きい新しい価値観だったと改めて思います。


第三者に開示できる世界だからこそ、物を買う・経験にお金を払うことの価値が増大するという、新たな価値が生まれた。

写真に収めて視覚的に「素敵」だと言ってもらうことで満足感は高まる。


事前にお伝えしたいのは、「インスタ映えなんて。笑」とバカにする気はさらさらありません。

だって私もインスタ映えするものって好きです。笑

目で見て幸せなものって、見る度に救われます。

自分の好きなデザインの洋服、バッグ、ネイル。

全てが自分を幸せにしてくれます。


別にインスタに投稿しなくても、自分の思い出として写真を撮るし、写真を見返したくなるし、テンション上がりたくなる。


視覚的に入ってきた情報で、直感的に「これ好き」って感覚も本当に大切だと思っていて。インスタって正にそういう感覚を刺激してくれる素晴らしいツールだと思っています。



「今更になってインスタ映えの話?」って思われたかもしれません。笑


でも、今日ここでお話ししたいのは

こんな視覚的な部分が重要視される時代だからこそ、

もう一度中身を、本質を見直す機会になるんじゃないかということ。



目に見えない、それ


私は、ニューヨークの他に国内だと京都が大好きです。

ありがちな観光地かもしれませんが、大好きです。

一人旅行で行くのも大好きで、旅行が難しくなった昨年以前は、京都には毎年最低4回は旅行しました。


それで、行く前はみなさんもされると思いますが、インスタやガイドブックを読み漁って「どこ行こうかな〜」とリストを作成するのですが。


この作業をしていて思うのは、「どのお店やスポットもインスタ映えに力が入っているな〜」ということです。

(改めて申し上げますが、私はインスタ映え肯定派です。笑)


観光地だからこそ、和スイーツや神社、御朱印も、様々なものがパッと見て素敵と思うし、「行ってみたいな、食べてみたいな」と思わせてくれる風貌です。


でも、個人的には、

「その写真の奥にある、そのモノの価値をもっと見たい」

という気持ちです。


写真という視覚的なものだけでは伝わらない、色んな価値がそれぞれにあるはずだから、それを含めて、そのモノを理解したい。

そんな気持ちです。


ここで私のいう”価値”とは、

ブランドのコンセプト、歴史、時代背景、作り手の思い、世界観などなど様々です。

何を価値とするかは人それぞれだと思いますが、価値とはなかなか写真など視覚的な情報だけで全てを伝えることは難しいと感じたりします。


そこで、伝えるために必要なのは、やはり言葉だと思っています。




言葉×その他の五感


言葉って、やはりなくなることはないと思います。

これは文面も、口頭も含めて言葉と考えておりますが、言葉はやはり語ってくれる。


伝えるためには言葉の大切さを忘れたくない

個人的にはそのように思います。


写真は大好きで、自分が見たものを写して、見返すとその時の思いが空間が頭に蘇ってくる。言葉で説明しなくても、視覚的に与えてくれるものが多くあり、むしろ言葉を使わないで視覚的な情報だからこそ、様々な解釈が生まれて奥行きが出る。

アートが人に与える力の強さが大好きです。

写真から得られる情報はとんでもなく幅広いと理解しています。


私自身もど素人ではありますが、写真を撮ることは好きで旅行の際は一眼レフを持ち歩いたりと自分のために撮ることが大好きです。

別に私が語らずとも、現代多くの方が写真の偉大さを感じていると思います。


だからこそ、だからこそ、だからこそ…

このような映えという視覚的な情報が人を惹きつける時代だからこそ、

ここで立ち返るのが、言葉だと感じます


写真があるからこそ、人は惹きつけられ、言葉が読まれる。

このような魅力の伝え方、とても良いなと思います。


でも、もっと写真を発信する側の人の気持ちが知りたい。




ビジネス視点から考える、言葉で伝えるとは



少し冒頭の部分に戻りますが、情報が溢れる社会の中でどうやってものを選ぶか、という問いに対して、やはり”価値”を見極めていくという回答することが可能だと思います。

 決して、価値とは金額的な意味ではなくて、様々なものが存在する中で、それを特別だと感じる何か。


知ってもらうきっかけは映えなど視覚的情報でありながらも、もっとそれを特別だと思ってもらうためには、ビジネス的には言葉で伝えることは有効的だと思います。


さっきの京都の話も含めて、街を歩いたり、インスタの広告を見かけたりする中で、もっと”特別”を伝えられたら良いな、なんて偉そうにも勝手に思ってしまうことがあります…


2つ、思うことがあります。(随分偉そうですが、ご了承ください。笑)

・視覚的に伝わらないものも、伝えさせて!!

・発信者の意図したものが伝わっているのか、気になる…



写真やデザインはすごく素敵

それによって興味をもらってもらえたか、Yes or NO


まずは映えというのはこの興味を持ってもらえるかどうかのために行なっている点ではあるので、ここまではそりゃそうだと思います。


でも、「映えてるからOK」で終わってしまうのではなく、

もっと「どんな”特別”な要素があるのか」を発信して、

もっと深いところから「これ好き」と思って欲しい、そんなことを思ってしまいます。


知ったら惚れちゃう部分がきっとあるはずだと思います。


物作りをしている人であれは、きっとそれを作りまでの背景や、作るに当たっての思い、色々伝えたら面白い話があると思います。

歴史があると思います。意味を持っていると思います。


それを伝えるためには、やっぱり言葉でも伝えたい。言葉も受け取って欲しい!!


知ればもっと好きになる人がきっとたくさんいると思うからこそ、もっと知って欲しい。

発信者側としても、もっとそこを語りに行ってもいいんじゃないかと個人的には思ってしまいます。



「素敵な部分はもっと伝えて欲しい、受け止めてにいって欲しい」



そんなことを感じています。とんでもなくお節介ですが…


「映え」という視覚的なものが重要になっている時代だからこそ、

「映え」だけでは映し出されない”良さ”をもっと共有していきたいという気持ちです。


そのために、私は伝えることを始めようと思いました。

今まだ作戦を練っているところですが、自分の今後の人生を大きく変えてくれるきっかけになると信じて始めてみます。



ありったけの価値を共有していこう



良さを伝えるためには、写真、デザイン、文、音、動画と色々な種類があると思います。


どれか1つのツールに頼らず、組み合わせながら本当の”価値”をもっと共有してファンが増えて欲しい。お互いに幸せになって欲しい。

そう思うこの頃です。


その中で自分ができる方法で、今後発信していきたいと思います。


一緒に映えの先をぜひ見てもらえたら嬉しいです。



今日も読んでくださり、ありがとうございました!!














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