きのう何食べた? 16巻 【ネタバレあり読書感想文】 二人の幸せをSeason3でも
★★★★★
Amazonでレビューしたものです
西島秀俊さんと内野聖陽さんのドラマSeason2、先日最終回を迎えました。
お二人、また出演者の皆様、スタッフの皆様、どうもお疲れ様でございましたー
素敵なドラマをありがとうございました。
遠くなり未来にSeason3を期待しております。まだまだ原作はありますからね!
1.シロさん、上野の鰻屋でケンジの家族と初対面
前の巻で入院したケンジのお母さん。退院後、シロさんとみんなで食事をしたいというお話が舞い込みました。
緊張しながら赴くシロさん。お仕事モードの隙のない笑顔がまた普段見慣れてないから嘘くさく感じますが、家でケンジに対応するのはリラックスしている時なんでしょうね。
ケンジのお母さんは、お互いにケンジの家族になろう、とシロさんに言ってくれました。よかったねえ、シロさん。
ドラマの鷲尾真知子さんの演技も素敵でした。
実はこちらの鰻屋さん、この巻が発売された時に見て、私も母を連れて行ってきました。
美味しかったです。風情もあって。もちろんお値段もそれなりでしたが、母が満足してくれたのでよかったです。
2.ケンジ、佳代子さんと冨永さんと初対面
佳代子さんがケンジとアキヨシでバッタリあい、佳代子さん逃走。
それから冨永さん宅でご飯にお呼ばれすることになりました。
実は佳代子さん達とケンジは初対面という驚き。原作では、佳代子さんにあってから12年もの月日が流れておりました。12年越しの初対面。シロさんがケンジと暮らし始めてからはなんと15年!(ドラマではもっと短い設定になってます)
早速冨永さんからケンジに事情聴取。このお父さんも面白い人ですよねえ。とっても穏やかで人付き合いの上手ないい人なんですけどね。
ケンジにやっと会えて嬉しそうな佳代子さんのお顔も素敵です。
喧嘩しちゃう二人。まあたまにはいいですよね。
3.冷蔵庫の食材騒動に想う幸せ
シロさんはケンジと一緒に暮らす前、ノブさんという男性と暮らしていました。
ノブさんはシロさんが帰ってきてもおかえりも言いません。さらに、晩御飯用にシロさんが用意しておいた冷蔵庫の鶏もも肉を、勝手に食べて謝りもしないひどい男です。
実は結構尽くすタイプだったシロさん、好みのタイプの男だとなんでもいうことを聞いてしまうそうで、言い返せません。
原作だとそんな渋くてかっこよくは見えないんですが、ノブさん。。
ドラマだとミッチーがノブさん役で、猫を抱いていい男のクズっぷりを発揮していました。とてもクズでとてもよかったです。
今に戻り、冷蔵庫の玉ねぎをうっかり使ってしまってシロさんにいうのを忘れていたケンジ。謝りながらすぐに玉ねぎを買いに走ってくれました。
ちょっと涙ぐむシロさん。
ドラマだと自分が今幸せなんだと想い、涙をこぼす西島さんがいて、とても感動的なシーンでした。
大事よね、言いたいこと言って快適に暮らすのは。。
この巻でもドラマでもシロさんは、両親が老人ホームに入り実家を売却、自分は事務所のボスになり、、と、大きな人生の転換期を迎えました。
でも変わらずシロさんにメロメロのケンジが横にいてくれれば、きっとこれから迎える人生の節目も乗り越えていけるでしょう。二人で。
よろしければこちらもどうぞ〜
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