マンガ100人の更年期① 【読書感想文】 全編マンガでそれぞれの更年期紹介
★★★★⭐︎
Amazonでレビューしたものです
1. 【INDEX】
◆case01 エミさん 44歳 43歳でめまいが激化。婦人科難民になって気づいたこと
◆case02 カオルさん 51歳 すごい汗、突然の激怒。更年期世代は夜に注意して!
◆case03 ミズキさん 59歳 更年期が終わるまでに起きることって? 50代はいろいろ大変
◆case04 チサトさん 50歳 えっ、ショック、私って更年期なの? 腹痛、老眼、体重増加
◆case05 ケイコさん 62歳 更年期が終わったあとの不調とは? 思いもよらない病気が
2. 全部マンガで読みやすいケース紹介
40代前半の漫画家さんと、後半の副編集長さんが、色々な女性にインタビューして、更年期に着いて聞いていくという内容です。
女性しか出てきません。
更年期や生理の話題って、なかなか話にくいですよね。
職場では男性がいることもあるしそこまで親しい間でもないし、かといって友達にも聞きにくい話題です。家族も同年代女性はいないし、いいところ実の母ぐらいでしょうか。
しかし、この本でも出ていましたが、実の母親でも自分と同じとは限らないのが難しいところです。
さまざまな女性たちの実際のいろんな更年期のケースを聞くことにより、自分だけではないと安心できそうですし、対処方法も分かりそうです。
文字解説一切なしのぜんぶ4コママンガなので、インタビューを聞いているようで見やすいです。
まあ、聞き手も自分のことを話したりしているので、対談といった感じに近いですね。
3. 更年期は人によって幅が大きい
読んでみると、本当に更年期は人それぞれだな、と思いました。
PMSや生理関係もそうなんですよね。
全然症状ない人からしんどくてしょうがない人まで。
なんでなんですかね。
出産の有無で差が出るのは当然というかわかるのですが、ハードな仕事や、家庭環境の問題なども絡んできたりします。
さらには子育ての悩みや離婚問題まで話は広がっていって、更年期インタビューが人生の悩み相談状態に。
思春期もそうですが、更年期も人生の切り替わる時期ということでしょうか。
産婦人科難民というのは困った事態ですね。
他の本でもあったので、結構多いのでしょう。
そういうものだから仕方ないという対応だったり笑われたりして受診する気がなくなってしまうんだそうです。
現在の安い保険診療制度では、たくさんの患者をこなす必要があり、医師も忙しいから色々話聞いていられないという問題点はあるでしょうね。
自費診療のところがあればそちらがおすすめでしょうか。
かかる方も医者嫌いとか言わない方がいいですね。相手も人間なので言われれば傷つくし、仕事で嫌いというのは失礼でしょう。
医師側も、そういう生物だから仕方ないですまさず、医学のチカラで今まで仕方ないを変えていってほしいものです。
閉経50では早すぎるので、もっと長くしてほしいですね。
①ということですが、②はまだですか?
よろしければこちらもどうぞ〜
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