見出し画像

今夜もホットフラッシュ 更年期越えたら人生パラダイス 【読書感想文】 変わるわよー(古い)

★★★★☆
Amazonでレビューしたものです

『ママはぽよぽよザウルスがお好き』など、元祖育児コミックエッセイで大人気!の青沼貴子さんも、更年期に悩まされるお年頃。カラダに現れるさまざまな症状を、仲間たちと一緒に乗り越える模様をコミックエッセイでご紹介します。


1.全編漫画で読みやすい!


漫画家さんの作者が、45歳ごろからホットフラッシュを始めとした更年期障害を経験し、友達の姉のお医者さんや、婦人科の担当医などに相談しつつ、友達たちと更年期障害を乗り越えていく、、、という話です。

全部で19話、全て漫画で絵柄もデフォルメされており、1話も短く、とても読みやすくなっています。

全く家のことしない夫に子供達とか、親の介護とか、ストレスフルなげんなりしそうな内容もありますが、さらっと書かれています。

最後までさらっと読めました。

2.更年期とは


”性成熟期から老年期(ひどい!)への移行期。
特に女性の月経周期が不規則になる頃から
月経停止に至るまでの期間で、通常40ー55歳頃。”

なんとも切ない定義がこちらの本の最初に書かれています。。
老年期かあ。。

しかし、おねーさま(医師)によると、ちょっと変わります。

「更年期はいうなれば・・・
女性の最終形態「蝶」へと生まれ変わる時期!
煩わしい生理に悩まされることもなくなるし
自分のための人生を楽しみましょう!」

めっちゃポジティブ。

そして、

「蝶」になるまでの試練!

1.顔や上半身がほてる(熱くなる)
2.汗をかきやすい
3.夜 なかなか寝付けない
4.夜 眠っても目を覚ましやすい
5.興奮しやすく、イライラすることが多い
6.いつも不安感がある
7.ささいなことが気になる
8.くよくよし、憂うつなことが多い
9.無気力で、疲れやすい
10.目が疲れる
11.ものごとが覚えにくかったり物忘れが多い
12.めまいがある
13.胸がどきどきする
14.胸がしめつけられる
15.よく頭が重かったり、頭痛がする
16.肩や首が凝る
17.背中や腰が痛む
18.手足の節々(関節)の痛みがある
19.腰や手足が冷える
20.手足(指)がしびれる
21.最近音に敏感である

(参考:日本産科婦人科学会)

私は10個当てはまりました。

ただ、眼が疲れるとか肩がこるとかは前からだったり、仕事などでPCをよく使うからかもしれないので、なんとも言えませんが。
とりあえず病院に行こうと思っております。

ホットフラッシュはないんですよねえ。これから出るのかもしれませんけど。


3.まずは薬飲んだらどうでしょう?


作中では、更年期障害のお友達たちは、ホルモン剤を飲んだり、漢方薬を飲んだりして症状が改善しています。

しかし、、、

なぜか作者は薬を使われません。

「結構症状がツラいんですけど 薬以外で更年期症状がラクになる方法ありますか?」

と相談されています。

ホルモン剤については、ピルを飲んでいた頃に筋腫ができてトラウマ、というのでわかるんですが、

「漢方薬はなんかめんどくさいし」

・・・って飲もうよ!
その方が早くよくなるだろうに、辛い辛いっていうならせめて標準的な治療をやってみて、合わなかったらにしようよ!!

そもそもホルモンが少なくなって症状が出ているのだから、ホルモンを足せばよくなりそうだと思うんですけどね。


もちろん作者やみなさんがされたようにストレスを減らすことは第一なので、更年期の対策にも、そうでない場合でもどんどんやっていきましょう。


それから切ないのが、更年期の辛さを話したりわかり合ったりするのが友達やいいとこ母親で、夫や子供たちでないというところですね。
家族ってなんなんだろうって思いました。


著書:青沼 貴子 (著)
ASIN ‏ : ‎ B00GUBWIXK
出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2014/2/27)
発売日 ‏ : ‎ 2014/2/27
言語 ‏ : ‎ 日本語
ファイルサイズ ‏ : ‎ 33172 KB
本の長さ ‏ : ‎ 131ページ

よろしければこちらもどうぞ〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?