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新法人「シェアラボあきた」設立のお知らせ。秋田での“人材シェア”を加速させます! 新たな業態への挑戦も

こんにちは! あきた創生マネジメントの代表の阿波野升壱です。

これまでのブログで紹介してきたように、「人材シェア」という概念に未来の可能性があると私は思っています。これまでの雇用関係に縛られず、人生を主体的に生きていくための複業を可能にすることや、多様な働き方を取り入れることが、人口減少が進む地方だからこそ求められるのではないか。

そんな思いから、シェアをテーマにした法人を設立し、トライアルを進めることを先日ご紹介しました。今回はその進捗をお伝えしたいと思います!

誰もが「自分らしく、主体的に」仕事ができる地域を

新たに設立した新法人の名前は「シェアラボあきた」。

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ビジョンとミッションは色んな言葉を検討しながら、下記のような形に決めました。人口減少社会でも未来に希望、夢を持ち、誰もが最後まで自分らしく、イキイキとして仕事ができる地域社会の実現を目指します。

ビジョン:「らしさ」を生かす共創社会
ミッション:「シェア」をつむぐ~秋田の互助をアップデートする~
※「自分らしく」「らしさ」などの言葉は、私たちが介護事業で大切にしてきた言葉です。この積み重ねが「シェア」や「共創社会」「互助」という言葉につながってくると考えています。詳細については、過去のnote記事をご覧になってもらえると嬉しいです!

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新法人でまず進めているのは、以前の記事でも記載したように、創業時に立ち上げたショートステイ「 輪(りん)」のスタッフを中心に複業を実践してもらうこと。弊社が経営している残り3つの施設の中で、人員が足りていないところや、スポットでの手伝いを必要としている業務に対して、シェアラボあきたからの業務委託契約で始めようと思います。

もちろん弊社と関係ない仕事で自己研鑽に励んだり、家庭の時間を大切にしたりするために、週3日の勤務を選択したりすることも可能な環境にしたいと考えています。秋田の場合、まだ複業するという考え方が普及していないので、まずは自社のグループ事業所間で実践するという形をとってみます。

複業の実践により、それぞれのライフスタイルやキャリア形成に合わせて柔軟に選べるようにすることで、自分は何を実現したいのか、そのためにどう時間を使うのか、どのようなスキルが今後必要になるのかを深く考えるきっかけにしてほしいと思っています。さまざまな価値観に触れ、多様な経験を積むことが、介護の仕事でも生かされていくことでしょう。

現在は、弊社の顧問弁護士や顧問社会保険労務士の方々の力をお借りして、契約書やルールの整備などを進めています。いずれは「心を創る」を掲げて組織づくりやチームづくりをしてきた輪の知見を教育プログラムとしてまとめ、外部に提供していくことも考えています。

介護以外の新たな挑戦、久遠チョコレートを秋田に

また、もう一つ大きなチャレンジがあります。チョコレートづくりにSDGsを結び付け、今話題となっている「久遠チョコレート」の店舗を秋田にも立ち上げることにしました!

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久遠チョコレートは代表の夏目浩次さんが「全ての人々がかっこよく輝ける社会」を目標に立ち上げたチョコレートブランドです。スタッフの約7割が障がいを持つ方で、2014年に立ち上げ後、フランチャイズの形で北海道から九州まで33か所に拠点が広がっています。

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東洋経済オンラインの記事によると、主力商品のテリーヌは約150種類まで増え、年間の売り上げは8億円に達しており、バレンタイン前にはアクセスが集中してWebサイトが落ちるほど口コミで人気を集めています(気になる方はオンライン販売もやっているので、ぜひ一度食べてみてください。とても美味しいので、いつも知人にプレゼントしています)。

以前から夏目さんの想いに共感しており、シェアラボあきたのビジョンで掲げ、介護事業でも大切にしてきた「らしさを生かす共創社会」にもピッタリ当てはまる事業なので、ずっと秋田にも展開したいと意気込んでいました。スタッフにもチョコづくりに関わってもらい、介護以外の複業先として一つ新たな業態に挑戦できたらと思っていたんです。

そうしていつもお世話なっている方を経由して紹介していただき、今年6月に無事契約が終わり、順調に進めば今年中のには店舗をオープン予定で準備を進めていたのですが……。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、いったん来年度まで延期とすることにしました。オープンは少し先になってしまうと思うのですが、決まったらぜひ秋田に遊びに来てもらえると嬉しいです!

お知らせ:スケッターのイベントに登壇しました!

なぜ「シェア」という言葉にこだわるのか。この言葉を大切にし、この1年どのような取り組みをしてきたのか。弊社の取り組みと大切にしている考え方について、介護施設とすきまワーカーのマッチングサービス「スケッター」のセミナーで8月にお話してきました。

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宮城県石巻市、登米市に拠点を置く一般社団法人りぷらす代表の橋本さんと、スケッター代表の鈴木君と、介護業界の課題や未来についても対談しています。スケッターのYouTubeチャンネルに当日の動画が公開されているので、ぜひご覧になってもらえると嬉しいです!

今後何か一緒に取り組みたいと思ってくださった方、また取材や採用に関する問い合わせをしたい方は、Twitterかメールアドレス(rin.sousei.saiyo[アット]gmail.com)まで、ご連絡ください!

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