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いまから長州男児の肝っ玉をお目にかけます

※ヘッダーのデジタル画は幼稚園年長さんだった娘が僕の古いPCで遊んでいて描いたもの。ちびっ子画伯と呼んでいまして、このnoteのいろんなところに載せています。

■いまから長州男児の肝っ玉をお目にかけます

(司馬遼太郎「世に棲む日日」)

功山寺にて、たった数十人の奇兵隊を率い決起した高杉晋作。馬上の彼が、見送る三条実美ら公家方に述べた、大口上。

営業プレゼンで「いまから○○株式会社の肝っ玉をお目にかけます」というぐらいの情熱があれば、勝利が舞い込むであろう!


■剣客というものは、好むと好まざるとにかかわらず、勝ち残り生き残るたびに、人のうらみを背負わねばならぬ

(池波正太郎「剣客商売」)

主人公である老剣客、秋山小兵衛の覚悟有りのコトバ。リアルなビジネスの世界においては、小兵衛の本音が心に沁みる。


■平素の修養があればこそ、非常の時の覚悟が定まる。         

(新渡戸稲造「修養」)

「切り結ぶ刃の下ぞ地獄なれ 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」(作者不詳)・・・

死中活有り(捨て身で行動すれば、活路有り)ということだが、そのためには渦中に飛び込む覚悟・勇気が必要だ。

人間は、ある局面(危機等)に対したとき、「逃げる」か!「闘う」か!どちらかを選択するよう、DNAに染み付いている。

(ある局面で、鼓動が早くなるのは、全身に血液を送り、ダッシュで逃げるか、力いっぱい闘うか、どちらにおいても即対応できるように、その準備のために自律神経が自動的に行なっているのである。)

逃げてはならない局面も当然あろう。だからこそ、禅のコトバにもあるように「歩歩是道場」の精神が大切です。日常の仕事等を通じて心を鍛えようではありませんか!

(P.S.禅の修業に「牛行」とあります。牛のようにゆっくりと歩く…。時には、牛のようにゆっくり歩くということは大切だろうと思う。心身一如。ゆっくり歩くことで、心もどっしりとしてきます。)

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■語る人貴し 語るとも知らで からだで語る人 さらに貴し 導く人貴し 導くとも知らで うしろ姿で導く人 さらに貴し

(安積得也「うしろ姿」)

孔子は「其の身、正しければ令せずして行なわれ、其の身、正しからずんば令すと雖(いえども)も従わず」と語り・・・

孟子は「面に見(あらわ)れ、背に盎(あふ)る」と語った。

伊藤肇も次のように述べています。

「人間は面よりも背のほうが大事だ。徳や力というものは、まず面に現われるが、それが背中つまり後姿、肩や背に盎れるようになってこそホンモノである。俗に“後光がさす”というが、前光よりも後光である。」


嗚呼(滝汗)・・・背中で語れるような人物になれれば・・・まだまだ遠し、生涯修行の身でございます

・・・・☆

新型コロナウイルス・・1日も早い収束・・不安や怒り、無関心などの収束と共に・・・世の中が平らかとなることを祈ります。

換気はエアゾル対策で大切ですが、心の換気も大切にしましょう!話を聴いてくれる人の存在、大切ですね!話すは放すに通ずるのです。

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■拙著「ストレスの9割はコントロールできる」(明日香出版社2020.9発売)この本が必要な方に出会い、その方の心が軽くなるお手伝いが出来れば著者冥利に尽きます。

■withコロナにおけるオンライン講演・研修動画(主にオンデマンド配信)の一部も投稿したyoutube「こころ元気研究所チャンネル」もございます!



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