マガジンのカバー画像

神奈川のこと

106
運営しているクリエイター

2021年6月の記事一覧

【神奈川のこと56】初めてのタクシー(横浜市中区)

今週は、久しぶりにタクシーに乗った。

ちょっと疲れていたので、オフィスから四ツ谷駅まで歩くのが億劫になり、「来月から節約する」と自らに言い訳をして、新橋駅まで利用した。タクシーを使うと、15分ぐらい通勤時間を短縮できるのだ。

「こんばんは~。新橋駅までお願いします。外堀通りをずっと行ってください。〇時〇〇分の電車に乗りたいんですけど、間に合いますかね~?」

とまあ、こなれたもんだ。

よって

もっとみる

【神奈川のこと55】八角の風薫る、午前4時の中華街で(横浜市中区)

こないだ、横浜ユーラシア文化館というところで開催されていた、「横浜中華街160年の軌跡」という企画展を観に行った。

よって、これを書く。

あれはまだ相模大野に住んでいた頃だから、平成10年(1998年)~13年(2001年)の間のはずだ。

いつもの仲間、ひのちゃん、のり、要司、山田のおっさんの5人で、県民ホールに佐野元春のコンサートを観に行った時のこと。

コンサート終了後、県民ホール裏手に

もっとみる

【神奈川のこと54】マイカル本牧と、ブルースと(横浜市中区)

昨日の朝、最近の土曜ルーティン、大船での五十肩リハビリテーションの帰り道。自宅までウォーキングで柏尾川沿いをゆく。耳には、NHK-FMの音楽番組。ふと一瞬、日本のブルースバンド、「憂歌団」のボーカリスト、木村さんの名前が出た。

よって、これを書く。

大学生の頃と社会人となった20代、たまにマイカル本牧へ行った。

バブル時代の絶頂期とも言える、平成元年(1989年)にマイカル本牧は誕生。すなわ

もっとみる

【神奈川のこと53】カントリー・キャプテン・チキン(藤沢市/デニーズ六会店)

昔、デニーズにカントリー・キャプテン・チキンというメニューがあった。

よって、これを書く。

平成元年(1989年)5月、東海大学の一年生になりたての若葉の頃。

大失恋をした。

無様な振られ方であった。

予感は確信に満ちていた。

止めときゃいいのに、念のため、彼女の家を訪れて直接確認した。

完膚なきまでの "The End" または、"fin"、はたまた「終」。

駆けるように彼女の家

もっとみる