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【読書】「自分を殺すな、武器にしろ」読了!短所より長所に目を向けよう

「自分を殺すな、武器にしろ」という本を読みました。とても学びが多い本でした。


短所は目につくが、長所に目を向けよう

人は短所にばかり目が向きます。他人の短所は何かと目につきます。

学校教育では弱点を補って合計点を上げることを求められます。そして社会人になると減点主義で失敗した分だけ減点されます。

しかし短所を指摘されるのは誰だって嫌です。減点主義では失敗しないように何もしなかった人が高く評価されてしまいます。

長所を指摘するのは褒めるようなものですし、指摘されれば嬉しいものです。意識して長所に目を向け、長所を大事にしたいと思いました。

自己認識は効果大

自分を深く知ることが自己認識です。自分の長所・短所や向き不向きを知ることは、人生を豊かにする上で役立ちます。

また嫌いとか腹が立つ背景には自分の強みや価値観が隠れているそうです。

特に仕事などでは嫌なことや腹が立つことがどうしてもあります。そういうときに怒ってしまうのではなく、自分の強みを知るチャンスにするといいようです。感情のコントロールが難しそうですが。

私の場合ですと、嘘とか自己中、他責、保身が大嫌いです。そういう人にはいちいち腹を立ててしまいます。その理由がこの本で解りました。

私は人と関わることや、人と集まってイベントをやることが好きです。こういう場では人の和が大事であり、自分勝手な人がいたら破綻してしまいます。

しかし人と関わることがあまり好きでない人や、他人にあまり興味関心がない人からしたら、いちいち他人の都合に合わせたり、他人に気を遣ったりする意味が解らないですし、自分の好きなようにして何が悪いんだということなのです。

だから私は偉そうとか生意気とケンカを売られることもあります。間違ってないのに何で?と思っていましたが、価値観の違いなのです。一方で自分の好き嫌いや長所が解るということでもあります。

最近は無理に他人に合わせることはないという論調もあります。そういう観点からは私は古い人間かもしれません。

人間関係を良くする

短所を指摘してばかりでは、人間関係にも問題が出ます。長所を指摘して褒め、伸ばしてあげれば、良好な人間関係が築けるのではないでしょうか。

特にマネジメントを仕事にしていると、メンバーの長所や特徴を踏まえたやり方が必要になってきます。

終わりに

短所は確かに目につきます。しかし意識して長所に目を向ける訓練を続けていきたいと思いました。

同時に自己認識を追求して、豊かな人生を歩めるようにしたいと思いました。

仕事の知識だけ勉強していても行き詰ると最近感じています。だから自己認識などの人生観やキャリア観につながることを学びたいですね。

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