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すっぴんと風呂場と暗闇と。

たまに、化粧前と化粧後がまるで別人!みたいな記事を目にしますよね。
まぁ確かに親の若い頃の写真とか見ていると、現代人の化粧の技術は確実に上がっているなと感じるのですが、逆にこういう世の中だからこそ、最初からすっぴんで出会う「すっぴん街コン」みたいなのが流行るのでは?と思いました。
調べてみると、案の定ありますね、すっぴんカフェバー ナチュラリア
誰か考えるんもんですね。

ただ、これ、どうやらコンセプトバーの1種のようで、僕がイメージしていたリアルな場ではないようです。
すっぴん街コンも、企画したら少しは需要があるかもしれません。

化粧に限らず、「裸の付き合い」なんて言葉があるように、男同士でも風呂場のほうが話がしやすかったりします。
「実はあの子が好きで…」みたいな話も、修学旅行のお風呂場でよく行われていた記憶がありますよね。
古代ローマでも、かの有名な学者達は、お風呂に入っている時に、いろんな有名な定理を思いついたそうな。

そんな風呂場の効能を活かしてか、はだかの学校という、銭湯で入浴しながらセミナーを受けられるイベントがあるそうです。
客同士が先生と生徒になり、いろんな人たちが肩ひじ張らずに語り合う学びの場だそうで。
裸でホワイトボードの前で語り合う、なかなかシュールな光景ですが、古代ローマはこんな感じだったのでしょうか。

修学旅行では、夜寝る前に電気を消した部屋の中、布団の中でひそひそ話をするのも定番です。暗闇にすることで、相手の顔が見えない/こっちの顔が見られない、シャイな日本人にはこれが効くんでしょう。
少し思い切ったことや恥ずかしいことも言いやすくなる感じ、わかります。
となると、最初から暗闇で出会う「暗闇街コン」みたいなのが流行るのでは?と思ったら、案の定、ありました、「暗闇バー」。都内でも数店舗あるようで。
他にも、暗闇をテーマにしたコミュニケーションイベント「ダイアログインザダーク」なんかも有名ですよね。
興味がありましたら是非。

いずれも、先入観とか建前とかを排除して、フラットに話し合うための面白い工夫だと思います。ビジネスでも、電気のない会議室とか、風呂場のある会議室とかどうでしょう。もしかしたら、すごくスムーズに話が進んだり、イノベーティブなアイデアがでてくるかもしれませんよ。

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