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野菜とおとなと子どもの物語
保育園送りの帰りに立ち寄る、朝の農園は気持ちがいい。
にんげんとは、ちっぽけなものだと感じさせてくれる。
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ここ数日でも見た目が大きく変わっている。
ミニトマト、1ヶ月前はまだ小さなポット苗だったのに、いまや子どもの背丈ほどある。
野菜と子どもは似ている。
あっという間におとなになるのだろう。
動けないと思っているが、想像以上に動ける。
それに比べておとなは、自分では動いているつもりでも、想像以上に動けていない。
成長したい、成長したいと思っていてもなかなか変わることのできないにおとなたち。
ただ愚直に目の前のことをやってぐんぐん伸びる野菜と子ども。
「成長ってこうやってするんだよ」とおとなたちに教えてくれているようだ。
たまには、おとなも子どものように先のことを考えずに動いてみればよい。
そしたら意外と成長できるかも!
頭では分かっているのに、なかなかできないのがおとな。
成長痛はいつしか肩こり・腰痛になって帰ってくる。
痛くもない今しかできないことがあるぞ。
さ、やろう!
ありがとう、野菜たち。
ありがとう、子どもたち。
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都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。