トリノの観光 元FIAT自動車工場 リンゴット
世界トップレベルの自動車メーカーFIAT。
FIATグループはドイツのAUDIグループと並び、世界を二分する巨大自動車メーカーです。
FIATの正式名称は「Fabbrica Italiana di Automobili TORINO(イタリア・トリノ自動車製造所)」。
その歴史は1899年トリノで創業したことから始まり、名前からもわかりますが、今もトリノが本拠地です。
FIATといえば代表的な車種は「FIAT500(フィアット チンクエチェント)」。
車に詳しい人にはお馴染みですが、車に詳しくない方でも、必ずみたことのある車種です。
そう、ルパン三世の愛車のあの可愛らしい車!
FIATグループはさまざまな高級車のブランドを傘下にしていますが、やはり原点はここだと思っています。
そんなFIATですがそのお膝元のトリノには古くから多くの工場がありました。
リンゴットと呼ばれる地区に、1923年に創業したフィアットの自動車工場は、イタリア人建築家ジャコモ・マッテ・トゥルッコによって設計された地上5階建、敷地面積は40万平米で、当時世界最大の工場とされました。屋上にはなんとテストコースがあり、生産された車のテスト走行が行われていたそうです。
そんなリンゴット工場も今ではその役目をおえ、商業施設となっています。
そして今では「カーサ 500(チンクエチェント)」というチンクエチェントの博物館ができています。
車好きの方は必見の観光スポットですので、是非トリノを訪れる際はご覧になってくださいね!
ご興味がございましたらサポート頂けましたら幸いです。 Bicerinの今後のサービス向上に役立てさせていただきます。