救えたはずの命を、しっかり救えるようにする!自動運転型ドローンが、アフリカ奥地の農村に医療品を届ける!の話。
国際保健をテーマとしたBeyondミーティングを開催しました。
その中で、登壇者の1人であるソラテクノロジー株式会社の梅田さんのサポートをおこなったので、取り組まれていることやイベントでの様子を一部ご紹介します。
アフリカやアジア農村部への物資配送をドローンを用いて、課題の解決を目指す。
梅田さんが所属している、ソラテクノロジー株式会社はドローンを用いた事業を展開している企業です。
ドローンと言うと、私は「空撮によく使われるもの」くらいの知識だったのですが、ソラテクノロジーでは、ドローンに医療品などを積み込んで陸上での物資移送が困難な地域に対し提供するということを展開として考えているそうです。
開発しているドローンは、
>移動速度を高めており、陸路より短時間での配送が可能
>自動運転ができて、マッピングしたポイントに輸送後、自動で帰還
という特性があるとのことでした。車では、道が悪く輸送に時間がかかる場所も、ドローンを使った配送で農村部に必要な物資(主に医療品)を届けることができるという話でした。薬を高速で届けられることで、助かる命がある。という話はなるほどなぁと思いつつ、未来的でカッコよさを感じました。
活動地の一つ、アフリカのシエラレオネについて
日本でのドローンの実験を行いつつ、梅田さんは現在、アフリカのシエラレオネという国に行かれたりしているそうで、イベント開催までの打ち合わせもシエラレオネから繋いで参加いただいていました。
Zoomで話していると、通信環境はあるのか、と思っていましたが話を聞くと深刻なのは通信環境より電力不足だそうです。
打ち合わせ中は特に何も起きなかったのですが、
なんとイベント当日に、梅田さんの画面が真っ黒に。聞くと停電をしたそうです。思わぬアクシデントで、笑ってしまいましたが、インフラが整っていない国なんだなと実感する出来事でした。
インフラが整っていない国だと、そもそも人命に関わるような緊急性の高いことへの対応も難しいということになるかと思います。
ドローンでの活動が、救えたはずの命を、救えるようになるのだとしたら、それは素晴らしいことだなと思います。
ドローンは、シエラレオネ農村奥地の人にとってはUFOにみえる???
参加者の方に募る、アイディアテーマの打ち合わせをしていくなかで、個人的に面白いなと思ったことがありました。
それは、
シエラレオネの人たちはドローンどころか飛行機すら見たことがない。ドローンは見た瞬間、怖いUFOみたいに誤解されるかもしれない。
ということ。
現地の方々からすると、とても真剣な話なので面白いというと不謹慎ですが、ブレストのテーマには良いかもしれないという話になり、その課題感に対してブレストしてみることにしました。
「ドローン」をどう飛ばし、どう見せていけば、アフリカの農村の人々から受け入れられるか?
どうすれば、現地の医療や物資輸送に貢献できるドローンをアフリカの人々に受け入れてもらえるようになるだろうか?というテーマでアイディアを募集しました。当日は多くの方に参加いただきました!ありがとうございます。
たくさんのアイディアをいただけました。
終わりに
Beyondミーティングでは、社会課題に取り組む人を応援するために、ちょっとユニークなブレストを展開運営中です!今回はその中でも、個人的にかなり盛況でした(うれしい、、、)
また今回は、国際保健に取り組む日本企業によるイニシアティブ、WELCO Lab さんとの共同開催でした。WELCO Labさんについては下記よりご覧にいただけます😀
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