“介護”で働きたい人ってどんな人？【ターゲティング情報】

少子高齢化が加速し続けている日本。
それに比例して、ニーズを拡大し続けているのが介護のお仕事です。
コロナによる景気悪化により、採用を見送る企業様が増えている中、
有効求人倍率は1.04倍に低下しており、
就職が上手くいかない人が増えています。

一方、介護業界だけに目を向けると、有効求人倍率は3.85倍と
変わらず高い数値になっているのです。
コロナなどの影響により働けない人がいる中で、
介護の現場では人材不足が続いています。

突然ですが質問です。
介護業界で働きたい人はどんな人だと思いますか？
実は、人の役に立つことができそうだからという
理由で選ぶ人が一番多いのです。

調べてみると、他にも色々な特徴が見えてきました。
慢性的な人手不足解消に繋がるかもしれない・・・！
採用成功のヒントになる情報を下記にてご紹介いたします！！

◆介護で働きたい理由ってなんだろう？

今回もサクっとご紹介するために、ランキング形式にしてみました！

【1位】人の役に立つことができそうだから
【2位】やりがいを感じられそうだから
【3位】社会的に意義のある仕事ができそうだから

ふむふむ。この結果を見ると
「誰かの役に立てる・社会的意義を感じられそう」という理由で
この業界に魅力を感じている人が多いようですね。

「ありがとう」「助かるよ」など、高齢者の方々から
感謝の言葉も沢山もらえる仕事でもあるので、
「自分より誰かの為に・・・」という思いや思考の強い方が
介護の仕事を希望しているみたいです。

データを見ると面白い結果を発見！
なんと、パチンコ店員や飲食店員などで働いている人が特に
介護への転職を考えている方が多い傾向にありました！！

何でだろう？と考えてみた結果
どちらも、多くのお客様と触れ合う仕事なので
必然的に1人ひとりと触れ合う時間が少なくなるし、
効率的に動かないといけない環境でもありますよね。
そこで、アンマッチが起きているのかもしれません。

◆どの世代・年齢層が多いの？

【1位】30～39歳・・・32.3％
【2位】18～29歳・・・27.8％
【3位】40～49歳・・・24.0％
【4位】50～65歳・・・15.9％

30代の方が、一番多く介護業界への転職を考えているようでした。
結果を見てみると、10～40代の各世代が平均的分かれているので
幅広い方が介護への転職を考えていると予想されます。

さらに、50代以降の方の割合も増加傾向に！
「体力的に余裕のある若い世代が欲しい」というお声もよく聞くのですが
早急に人材不足を解消するためには、幅広い世代をどう活用するのか
という広い視点が大事になっていると感じています。

⇒介護を希望する人の属性・雇用形態

さらに細かく分類してみましょう！
どんな属性・雇用形態の人が介護を希望しているのでしょうか。

一番多かったのは、アルバイト・パートで37.5％。
アルバイト・パートの方は、正社員へのステップUPなども考え、
介護系の資格取得にチャレンジする人が多いことも特徴的です。
「実務経験がないけど資格はある」という方への
アプローチが有効かと思います！
その場合、入社後の流れや仕事内容の分解、OJTなどの
サポート体制の詳細を広告内に入れてあげると、良い効果が
得られると思います。

また、正社員が26.6％と2番目に多いのもポイント！
現職中の方も多いですので、面接日や入社日の
調整などの配慮も必要になります。
他にも、主婦・主夫が14.6％と年々ニーズが増加している
結果も出ています。
結婚や子育てなどで、仕事復帰を考えている方も多いみたいです。

◆注目している待遇・職場環境は？

介護を希望している人が、今の職場で抱えている不満を
まとめたデータがあります。
その中から、トップ３をピックアップしました！！

【1位】仕事内容の割に給与が低い
【2位】同じ業界の相場より給与が低い
【3位】服が汚れたり、臭いがつく仕事が多い

これらの不満があり、やりがいを感じられずに介護のお仕事へ
転職を考えている人が多いようです。
上記の不満を転職によって解消できるようなアピールポイントを
押し出すことで、「これは応募したいかも！」と思わせることが可能です。

例えば、資格手当や夜勤手当など、介護業界では様々な手当を
設けているのを目にしますので、「収入例」や「手当の詳細」を詳しく
書くだけでも、応募効果がアップすると思います。

※出典：リクルートジョブズ調べ　求職者2500人アンケート

◆まとめ&お知らせ

いかがでしたでしょうか。
介護の仕事を希望する人のことを、もっと知ることができれば
採用活動がスムーズに進むはずですよ！

コロナの影響により、感染予防対策にかける時間が増え
「以前より業務量が増えた・・・」というお客様の声も多く頂いています。
既存のスタッフに任せるのではなく、短時間でもいいので、
これらの業務を行う専属のスタッフを導入するという
選択肢もありかもしれません。

介護は、この先も必要になる社会意義の高い仕事です。
そんな重要な役目を担う仕事を、もっと多くの人知ってもらい
職業選択して頂けるように、リクルートサービスを行う私たちが
もっともっと発信していくべきだと思っています！

採用ラボでは、採用情報だけでなく
業界のリアルな現状や、お仕事の魅力の発信も企画しています。
ぜひ今後の活躍にご期待ください(^^)/


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