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絵本制作AFTER STORY #3 デザイン

2021年6月16日。保育者さんへの感謝の気持ちをたくさん詰め込んだオリジナルWEB絵本「保育士さんに花束を」を正式リリースしました。

リリースと同時に、多くの方々から素敵なメッセージを頂いています。

心が癒されました♪
絵本を見て読んでいると、保育園での保育士さんや子供たちが生き生きとしていて、光景が目に浮かぶようでした。
お花にまつわるお話も素敵で色使いにもこころが温かくなりました。
作者さんの優しさも伝わってきます。
ぜひ書籍化されて手元に置いておきたい絵本です。
いろんなお花があってきれいで、知ってるお花も知らないお花もありました。そして、二回読ませていただきました。
小2です。

絵本を読んでくださった方々、本当にありがとうございます!

そこで今回は絵本制作AFTER STORY #3として、絵本制作の要であるデザイン業務を担当してくれた我々広報チームのisozakiに話を聞きました!。第一弾はイラストレーターのkoharuさんを取材、第二弾は物語を考えた広報チームnomaの取材です。そちらの記事もぜひご覧くださいませ。

isozaki プロフィール


絵本をつくりたいと思った理由は?
ベルサンテスタッフに入社してからそれまでなかった保育や子どもに関わる機会が増えました。今まで接点がなかった保育士さんと触れ合うなかで、先生方の優しさや頑張りをみて、保育士さんは子どもや保護者さんにとって本当にかけがえのない存在なんだなと実感しました。
そんな保育士さんを応援するためのツールは何かと考えたときに思いついたのが絵本。

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でも、今思えばよくそんな軽はずみな発言をしたなと思います。苦笑
保育のことも、絵本のこともまだまだ無知だったので言えたことかも。広報チームnomaさんからはそのフレッシュな勢いがファイルプレーだったよと言われたので助かりました。笑

デザインで意識したことは?
私は、表紙のタイトルデザイン制作、絵本内の文字入れ、イラストのラフ制作を担当させてもらいました。
koharuさんのイラストのクオリティがとても高く、物語も素敵だったので
それらの魅力を損ねないようにするプレッシャーは大きかったです。

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タイトルフォントは、nomaさんからイメージを共有して何十回も書き直しました。水彩テイストに色を重ねて作ったのでピンクだけでも15種類以上の組み合わせ。
文字のラインも数ミリの誤差でイメージが変わるので消しては描いての繰り返しでようやく完成しました。

制作するなかで気をつけた点は、主観に捉れないこと。
個人の作品ではないので、チームのイメージに合致するかどうかをいつも念頭においていました。提案するときも複数素材をもっていき”どれかみんなのイメージに合って~!”と心の中で願いながらチームに共有していました。

制作過程で楽しかったことは?
どの工程もとっても楽しい思い出です。
中でも、koharuさんからイラストデータが届いてファイルを開けるとき。
仕事が休みであっても真っ先にチェックするくらいドキドキ、ワクワク。
予想をはるかに上回るkoharuさんの優しいイラストにいつも癒されました。

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koharuさんと一緒にお仕事をさせて頂いて、本当に優しい人だからこんなに素敵な絵がかけるんだな~と実感しました。良質なクリエイトを生み出すためにはスキルだけではなく、内面が大切であることを学ばせてもらいました。

WEB絵本が完成した今、振り返っていかがですか?
とても大きな達成感を味わうことができました。
自分が好きなイラストやデザインの領域で深くお仕事できたことが嬉しかったです。振り返ると、昔、父が経営する飲食店でオリジナルのプレートをデザインしたり、アルバイト時代のケーキ屋さんで手書きPOPをつくったり、昔から好きでやっていたことが今回少なからず活かせたのではと思うと無駄なことなんてないのかも。

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これまでの自分の経験や、いろんな方のご協力、チームワークで作り上げた作品なので少しずつ蒔いた種がようやく花開いた感覚です。
本当に大事に育ててきたので。笑 すごく感慨深いですね。

反響はどうでしたか?
社内外から多くの有難いお声を頂いてとっても嬉しかったです。
一番身近なところですと、夫がとても感動してくれました。
在宅でも仕事をさせてもらっているのですが、絵本制作がスタートして
間もないときに、私がipadでイラストを描いていると「仕事しないの?」って言われたこともあるんです。笑
振り返ればそんなこともあったのですが、完成したときに見せると「すごいね!!」ってすごく褒めてくれました。

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あと、両親にも初めてお仕事のことを話したかも。
今までは照れがあったんですけど、今回は作品の完成を伝えたところ
びっくりしていました。「あなたに合っている仕事だね!」と言われたときは親に認めてもらえた感じがして嬉しかったです。
一番身近な人たちからの反響はこれまでにない嬉しい体験でした。

今後の夢は?
今回は「保育士さんに感謝の思いを届けたい」というテーマで作品をつくりました。一方で子どもたちにも「はじめてできたこと」「挑戦すること」の大切さも感じてもらえたらなというコンセプトも添えています。
なので、先生方から子どもたちに読んでもらえる機会があれば嬉しいなと思います。

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あとは、自分の子どもができたときに読んであげることを夢見ています。
その時用に、広報チームとイラストレーターkoharuさんで個人的に
絵本を冊子化して作ったので準備はバッチリ!世界限定3冊です!

改めてこのWEB絵本を通じて保育士さん、子どもたち、ママさんパパさんなど多くの方々に応援の思いが届けば嬉しいです。

これからも保育者さんへ応援を込めた作品やサービス、情報を発信していきます!

interviewed / written by noma

ほいコレオリジナルWEB絵本
『保育士さんに花束を』

おススメの過去記事のご紹介
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・絵本制作AFTER STORY #2 物語

・vol.1 WEB絵本制作、はじめます
・vol.2 WEB絵本制作を始めたわけ
・vol.3 イラストレーターさん、ついに決定!!【noteにて初公開】
・vol.4 みんなで作るWEB絵本 ~モザイクアートプロジェクト第2弾~
・vol.5 〈思いを伝える〉オリジナルポストカードつくりました!
・vol.6 WEB絵本制作物語 ~ペルソナを考えてみる~
・vol.7 子どもたちの「はじめて」 ~絵本あらすじ初公開~
・vol.8 『"あの日"を思い出す絵本ですね』
・生まれて初めてつくった絵本!5つのポイント
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