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今年の抱負 のんびり生きる

 2024年の抱負はのんびり生きるです。

 具体的にはどんなことを心掛けるかというと、

  • 無理をしない

  • 思いつきで行動しない

  • ルールや義務を増やさない

  • 空っぽの時間を楽しむ


無理をしない

 最近、一番大切にしていること。自分の心身を大事にする。疲れたら躊躇せず(仕事を)休む。休日はずっと家でグダグダしていてもいいじゃないか。もっと脱力していきたい。

 人間関係でも無理をしないこと。嫌な人や、ちょっと嫌な人との付き合いも少しづつ減らして、適度な距離感を保っていきたい。
 行動指針としては鶴見済さんの著書を参考にしている。

 思っていることはむしろ、相手に伝えてはいけないのだ。  
 突然無視をしたりするとハッキリと伝わってしまうので、挨拶や返事はしておく。けれども、「そうそう、こういうこともあるよね」などと、弾んだ話し方をしたり、こちらから話題を広げたりしない。なるべく短めに話を切り上げる。
 SNSでは、いいねなどはなるべく押さない。コメントを返す場合もすぐにはやらない。

『人間関係を半分降りる』鶴見済


思いつきで行動しない

 今までは、ちょっとした思いつきで何でもすぐに始めていましたし、それが良いことだと考えてました。語学、資格取得、趣味、集まり等々。気になった本を手当たり次第に読み始めてしまうのも同じようなこと。結局積読に悩まされたりしてしまいます。

 一時期、「多動力」というワードがもてはやされて”うだうだ考えていないで動く!”が善と言われていました。

 キッカケや縁は大切ですが、始めてしまった様々なことに埋め尽くされてストレスを感じてしまっては元も子もありません。疲れてしまうし。

 今や多動的なトライアンドエラーは充分にして自分のこともよく分かってきたので、今年は限りある時間の中でちょっと立ち止まって本当に必要なことを吟味して行動を選択していきたい。読書⚪︎冊みたいな目標は特に立てません。量より質。多動から寡動へ。 

 なぜ「見抜く」のステップが重要なのか?「見抜く」のステップを省いてしまうと、深く自分の問題を掘り下げていく機会がありません。たまたま思いついたこと、感じたことなどをとり組むべき「問題」と思い、とりかかってしまいます。  その結果、「ほんとうに大切なこと」「すぐにやらなければならないこと」を見逃してしまいます。

『頭が良くなる思考法』吉永賢一


ルールや義務を増やさない

 朝の早起きやレコーディングダイエット、なかなか続かない。

 どうにも続かないので自分に課すルールと義務は極力緩くしていく。

 習慣との付き合い方を柔軟にして、気が乗ったときに朝活するとか、ダイエットはするけど食事は極力我慢しないとか、継続性・厳密性を義務にしない。それでいてマインドだけは持ち続ける。目標についても読書100冊、映画50本とか量で決めていたけれど、もはや量に意味はなかったかな。義務な読書より意味のある読書を。

最近はこの考え方を生活のいろんな場面に応用しています。「脱規範的に ○ ○する」を「 ○ ○しないで ○ ○する」というふうに言ってみることでいろいろと思いつくんですね。たとえば筋トレをしに行くときも、必ずこの順番できっちりメニューをこなさなければいけないと思っていると続かないので、なんとなく肩やりたいな、とか、この辺が凝ってるからラットプルダウンからやるか、というノリで始めると、その後スムーズにメニューに入れる。そのことを「筋トレしないで筋トレする」と言ってみる。こうやって撞着的な言い方で考えることを実践しています。

『ライティングの哲学』千葉雅也 et.al

空っぽの時間を楽しむ

 無理をしない、思いつきで行動しない、ルールを増やさないを実践していくと「やること」「やらないといけないこと」が減っていく気がします。

 昨年くらいから知り合いのSNSのフォローをひっそりと外したり、ミュートしたり、通知をOFFにしたりしたら、確かに自分の時間は増えた。

 そして、その特にやることのなくなった時間を楽しみたい。Youtubeみたり映画みたりしてコンテンツで埋めないで。情報なしで街を歩いてみるとか。クチコミを見ずに直感を頼りに映画を観たり、街の飲食店に入ってみるとか。

いわゆる「しなきゃいけないこと」の99%は「本当は別にしなくてもいいこと」だ。

『しないことリスト』pha

「しなくていいこと」をなるべくしない、今年はそんな日々にしていければと思っています。



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