カイゴはツライ?第20話~入居者の死亡は通常の出来事として忘れ去られていく
越山さんの死亡は嘱託医によって病死とされ、高齢で寝たきり、意思疎通もできない状態であったため、家族はとくに不信感を抱くこともなく納得したとのことであった。
内藤さんには施設長と看護部長から形ばかりの聞き取りはあったが、とくに注意もなく老人ホームで起きる通常の出来事として処理された。
内藤さんのこれまでの勤務ぶりや当日の怠慢は職員間でかなり批判があったが、トップはそれらを知ってか知らずかなんのお咎めもなく、職員間の不満は大きかった。
しかし、一部の職員に不満はくすぶっているとは