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記録じゃなくて記憶に残る映画

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日本の古い映画やヨーロッパの古い映画について、ダラダラ語ってみたいと思います。 好みの合う方と映画談義がしたいです。
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2020年4月の記事一覧

私は「リトルミスサンシャイン」が苦手、って言うより民度を疑う

「リトルミスサンシャイン」ある世代の方たちには人気がありますね。 チラシのビジュアルのセ…

柳川 紬
4年前
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楽しそうに映画を撮ってるゴダール、「はなればなれに」

この映画、ゴダールのごく初期の映画なんですけれど、日本では1990年代になってようやく公開さ…

柳川 紬
4年前

ガーリー映画でもなんでもない「月曜日のユカ」

いくら私でも、この作品はリアルタイムでは見ていないのでDVDで見たんですけれど、特典映像の…

柳川 紬
4年前

遺伝子のいたずら?東山千栄子と原節子の母娘関係

ふと考えてみたら、東山千栄子と原節子が母娘設定で出ている映画って一作二作じゃないんです。…

柳川 紬
4年前
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縁份

英語タイトルはbehinde the yellow line. 日本語タイトルはあまりの凡庸さに忘れてしまいまし…

柳川 紬
4年前
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ひたすらいまいましかった「存在の耐えられない軽さ」

これ、バブルの頃の映画なんですけれど、ツボにハマって、彼氏がいない女同士3人で週に3回見…

柳川 紬
4年前
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ムチャ振りの絹代ちゃん、「非常線の女」

どうも小津安二郎と言う監督は、田中絹代という大女優を上手に生かせていなかったのではないかと思うんです。 戦後の「宗像姉妹」、さらに遡って、小津が復員した戦後第1作目の「風の中の牝鶏」、さらに戦前の「非常線の女」まで来たら、日本中の紅涙を絞った清純派女優としてのトップスター、田中絹代を女ギャングのボス役にしちゃうんですから、もうハチャメチャ。 小津と言えばローポジ撮影で有名なんですけれど、戦前の小津作品はハリウッド映画の影響を強く受けていて、もちろん当時はまだ日本ではカラー

私、あんまりアメリカ映画見ないんです

だけど、ヴインセントギャロの「バッファロー’66」だけはちょっと別格。 クリスティーナリッ…

柳川 紬
4年前
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唯一無二のコワモテ美人、ジャンヌモロー

私、おばさんなんですけれど、一応は昭和生まれなんです。 だから、ジャンヌモローを初めて見…

柳川 紬
4年前

ジャンピエールレオーにスターの輝きがあった頃

この映画は、ポーランド出身の映画監督、イエジースコリモフスキーが撮った「出発」と言う青春…

柳川 紬
4年前

なぜあの貧しい家族がアランドロンの美貌に目をつけなかったの?

ルキノヴィスコンティ監督が最後の庶民目線に立った映画「若者のすべて」 この邦題のつけかた…

柳川 紬
4年前
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「氷点女優」ってみんな小粒止まりね

うちは洗濯機もテレビもない貧乏暮らしなので、最近映画を見たい時はタブレットでゴロゴロしな…

柳川 紬
4年前
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