聞き手の本当の楽しみ
今日は、自分のこれまでについて話す機会があって。
3人1組、初めましての人と30分間話すというもので、
自分は30分も話せるのかという少し不安があった。
その3人1組のグループの中では、
話す人・聞く人・メモ係に分かれて行われ、
自分は最初に聞く人、2番目に話す人になった。
聞く人、自分が最も得意とする役割。
しかも、テーマが自分史だから、
相手の人生での出来事や、価値観や考え方の遍歴を
知ることできて、なおのこと聞きたいと思えた。
最初に話してくれた人、住んでいるところも違えば、
送ってきた日々も違うのにどこか自分と重なる部分もある。
不思議なんだけど、そこに面白さを感じる自分がいる。
歩んできた今までのことを聞いて、
自分の価値観や考え方に自然と照らし合わせて、
ある種、自分のフィルターでその人を見たりしているのかも
だけど、自分の感覚が絶対じゃないということを気づかせてくれる。
そして、昨日の文章みたいに、
人生で起きた出来事に対して、
どんな反応をしたり、捉えていったのか
ここにも人それぞれあって、その背景には何があったのか
その人の根っこの部分が自ずと分かってくることもあった。
やっぱり捉え方はいくつもあって良いんだと思えるし、
相手の話を聞きながら、また後で振り返りながら、
自分だったらこう考えて行動するんだろうなぁとか
この考え方は自分に取り入れるときっと良くなるなぁとか、
自分に置き換えながら、これからの自分にミックスしていくのも楽しい。
話を聞く人として、もちろん、話しやすい雰囲気で迎えながら、
相手の今までの人生を聞く。
それだけでなく、
自分の感性と向き合える場でもあるんだろうなぁ。
自分にとって大事にしたいものが、
人の人生史を通して気付くこともあるのかもしれない。
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